インドネシア国内の新型コロナウイルス対策

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こんにちは、インドネシア駐妻のLiliです。

現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
新型コロナウイルスの発生が報道されてからはインドネシア国内でも様々な対策が取られています。

この記事では、現在のインドネシア国内の様子と対策についてまとめました。

 

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インドネシア政府の対応

1月末に新型コロナウイルスの発生が報道されてからのインドネシア政府の対応を時系列順にまとめました。

情報は変更されている場合がありますので、入国・帰国されるひとはご自身で最新の情報をご確認ください。

 
情報を入手するには

  • 外務省 海外安全アプリに登録
  • 在留届を提出

メールで情報を受け取ることができます。

 
在留届

外国に住所または居住を定めて3か月以上滞在する日本人は、在留届を提出することが義務付けられています。

あてはまるひとは、在留届を提出しましょう。
在留届はオンラインでも提出することができます。

外務省:オンライン在留届

 
日付 対策
2/5 入国管理措置

 過去14日間に、中国に滞在・訪問した渡航者

  • 入国および乗り継ぎを禁止
  • 査証免除措置・査証発給を一時的に停止
     
  • 中国ーインドネシア間の航空便の運航停止
2/23 入国拒否

  • 2/5~2/23までの間に計118人の外国人を入国拒否
2/27 対応ガイドラインを整備

  • 症状がでた場合の対応フローチャートの和訳を在インドネシア日本大使館が配信
2/28 追加の入国管理措置

 在中国インドネシア大使館へ査証を申請する外国人

  • 新型コロナウイルス非感染証明書の提出などの条件を満たせば付与
3/2 国内初の感染者確認

  • インドネシア人2名が検査の結果、陽性
3/3 国民向けの渡航情報を発出

  • 日本への渡航はレベル2(注意喚起)へ引き上げ
3/8 追加の入国管理措置

 イラン・イタリア・韓国の一部地域からの渡航者

  • 入国および乗り継ぎを禁止
  • 対象地域以外からの渡航者も健康証明書を航空会社に提出
3/10 新たな指定病院リストを公表
3/16 対応ガイドライン改訂
3/17 症状がでた場合の対応指針を公表

カラワン県知事が回章を発出

  • 外国人労働者の活動を制限
3/20 追加の入国管理措置

 すべての国からの渡航者

  • 査証免除措置を1か月間停止、入国する場合は査証の取得が必要
  • 査証申請には健康証明書を提出


ジャカルタ特別州政府が通達を発出
「3/20~4/2までの14日間を新型コロナウイルス感染緊急対応のフェーズ」と宣言

  • 娯楽産業の営業を一時的に停止
  • 企業の事業活動の一時停止を呼びかけ
  • 公共交通機関の利用制限を呼びかけ
4/2 追加の入国管理措置

 すべての国からの渡航者

  • 訪問・乗り継ぎを当面の間、禁止
  • 滞在許可書の保持者などは例外的に入国を認める(条件あり)

 
 滞在者

  • やむを得ない場合の滞在延長を付与
  • 滞在許可書の保持者には、やむを得ない場合の滞在許可を自動的に付与

 

3/31までのインドネシア国内の感染者数

感染者:1528名
死者:136名

 

商業施設の対応

新型コロナウイルス発生の報道直後

新型コロナウイルスの発生が報道されてからは、すぐにジャカルタなどの大きなモールで検温がはじまりました。

インドネシア国内で初めて感染者の報道がでたのは、3/2です。
それまでは、危機感を感じている雰囲気はあまりなくいつも通りの日常でした。
マスクをしているひとの数もそんなに多くありませんでした。

 

国内で初の感染者が確認されてから

インドネシア国内で感染者が確認されてからは対策が厳しくなりました。

街中全体で対策が取られるようになってきたのはこの頃だと思います。

 

検温

国内で感染者が確認されるまではジャカルタの一部で検温が行われているくらいでしが、感染者が確認されてからはブカシのスーパーや小さなモール、レストランの併設されたマンションなどでも検温がはじまりました。

 

会計まちの列

スーパーではレジに並ぶお客さんの間隔を一定距離保つために、床に赤いシールでマークが付けられました。

マークは1メートル間隔くらいで付けられています。

レジには消毒液も設置されました。

 

スーパー店内

スーパー店内

スーパー店内

スーパー店内

 

休業・営業時間変更

ジャカルタでは、「3/20~4/2の間、娯楽産業の営業を一時停止する」という通達が3/2に発出されました。

ジャカルタのモールでは薬局や食品・日用品コーナー以外が営業を停止しており薄暗い店内になっている様子がSNSで見られました。

ブカシに対しては特に通達は発出されていませんが、同じ時期に営業を停止する商業施設が増えました。

まずは、ゴルフの打ちっぱなしやこども向けプレイランドなどの娯楽施設が営業を停止しました。
それに続いて、営業を停止する飲食店が増えました。

案内を確認すると2・3週間ほど営業を停止する店舗が多いです。
スーパーやモールは営業時間を短縮して営業している店舗が多いです。

 

マンション内の対策

ロビー・エレベーター

スーパーの対策と同じように床に赤いテープが貼られ、人同士の間隔を一定距離保つように対策されています。

主に、ロビーの警備員が常駐するカウンター前・エレベーター内に対策が施されています。

 

エレベーター内

エレベーター内

 

消毒作業

マンション内全体の消毒作業が行われました。

エレベーター内の掲示物で案内されていて、実際の作業の様子は見ていません。
案内によるとエレベーター内や各フロアの廊下、扉の取っ手など細かいところまで消毒作業を行ってくれたようです。

部屋で過ごしていた時に廊下から消毒液を撒いているような音も聞こえてきました。

 

日本人の動き

3月に入ってからは帰国者がとても増えました。

特に、駐在員のご家族の帰国が目立ちます。
また、地域としてはジャカルタに住まわれているひとの帰国が多いように感じます。

ご自身の判断で帰国されるひともいますが、会社から帰国命令がでている場合が多いようです。
駐在員本人は帰国できない場合が多いので、インドネシアに残して帰ることにご家族は不安を感じられていることと思います。

ブカシは、ジャカルタに比べると帰国者の数は少ないように感じます。
また、街中の様子もジャカルタに比べると規制は緩いと思います。
現在、夫の仕事も通常通りの出勤です。

日本でも感染は拡大していますし、飛行機での移動は感染のリスクを高める可能性もあるので果たしてどうすることが1番正しい決断なのかは難しいところです。

ただ、インドネシアに住む日本人が一番不安視していることは、もしも新型コロナウイルスに感染した場合のインドネシアの医療環境だと思います。

 

日用品・食品の供給

日用品

インドネシアでもマスクは不足しています。

何度か薬局で在庫があるか聞いていますが、どこの薬局もないという回答でした。
マスクは結構早い段階から売り切れているような気がします。
新型コロナウイルスの発生が報道された直後の2月上旬に薬局で聞いた時はもうなかったです。

幸い、私たちは日本から持ってきていたストックがまだあるので必死で探し回るというような状況には陥っていません。

日本では、医療現場にすら必要な量のマスクが供給できていないという報道を見ました。

夫の会社にはつい最近マスクが納品されたようなので、インドネシア国内でのマスク不足がどの程度深刻なものなのかは正確にはわかりません。
ただ、個人が街中で入手することは難しくなっているように感じます。

日本人ネットワークでは布製マスクの情報などが流れてくるのでとても助かります。
周辺のアパートでの販売だったりするので、比較的足も運びやすいです。

トイレットペーパーやティッシュなどの紙製品については、今のところ買い占めなどは起こっていません。

 

食品

インドネシアの現地スーパーでは、もともと日によって野菜の仕入れ状況にばらつきがあるのですが、ここ最近は仕入れ状況が悪い日が続いているような気がします。

新型コロナウイルスの影響なのかなとは思っています。

入荷されない日が続く野菜ややっと入荷されても鮮度が悪いことが多いです。
また、いつもは積みあがっている野菜も全体的に量が少ない気がします。
特に、輸入品が影響を受けている気がします。

私は最近行っていないので夫の情報なのですが、日系スーパーでは冷凍うどんやカップ麺などの日持ちする商品が品薄になっているそうです。

 

日本人への差別

3/2に初めてインドネシア国内で感染者が確認されたことは何度か書いてきました。
その時に感染源が日本人であるという報道がされました。

マレーシア在住の日本人がインドネシアに入国し、感染が確認されたインドネシア人と接触、帰国後にご自身の感染が確認されたという流れです。

その報道を受けて、インドネシア国内で差別を受けられている日本人がでてきたようです。

私は専業主婦で買い物以外は外出を控えるようにしているので、そんなにインドネシア人と接触することはありませんが、今のところは外出先であからさまな差別を受けたことはありません。

報道がでてすぐの頃は、スーパーに買い物に行くと同じ買い物客の視線を感じたり、避けられているのかなという感じが少ししました。
店員さんは特に雰囲気にだすようなこともなくいつも通りの対応をしてくれました。

今は報道から少し時間が経って、インドネシア国内の被害も拡大してきました。
それとともに視線を感じたり、避けられているのかなと感じることは少なくなってきました。

今はみんながみんなに警戒しているような雰囲気が感じられます。

 


 

毎日、刻々と変化する状況をニュースで目にして今はとても不安です。
ここ数日で日本の感染も拡大しているようなので、日本の様子も心配です。

日本のニュースを見ていて、今は各国の個人が基本的な予防を徹底することや外出自粛をすることが本当に必要な時なんだなということを感じています。

私たちもインドネシアにいる限りはインドネシア国内の感染拡大防止のために適切な行動をとって、早くみなさんがインドネシアへ戻ってこれる日がくるように努めたいと思います。

ですが、なかには新型コロナウイルスの影響で本帰国となってしまったひともいるようです。
突然の本帰国にとても心苦しい思いをされていると思うと私もとてもつらいです。

日本へ帰国されたひと、インドネシアに残っているひと状況は様々だと思いますが今は国を問わずみんなで戦う必要がある時期だと思います。

日本とインドネシア、距離は遠いですがみなさん一緒にがんばりましょう。

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