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【海外で家電を使う】変圧器と変換プラグの違いとそれぞれの使い方

こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。

この記事では、変圧器と変換プラグの違いとそれぞれの使い方を紹介します。

海外では日本の家電を正しく使用しないと故障や発火する恐れがあり、変圧器と変換プラグは必須アイテムです。

正しい使い方を知って、安全・快適に家電を使用しましょう。

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海外で日本の家電を使う

確認すること

海外で日本の家電を使用する際は、まず下記の2点を確認しましょう。

  1. 電圧が対応しているか
  2. 電源プラグの形状が合っているか

電圧と電源プラグの形状は、国によって様々です。

電圧や電源プラグの形状が異なる国で持っている家電を使用する場合は、その国で使用できるように調節する必要があります。

その役割を果たすのが、変圧器変換プラグです。

変圧器・変換プラグを使用する場面

変圧器・変換プラグはそれぞれ下記のような場面で使用します。

変圧器 電圧が異なる
変換プラグ 電源プラグの形状が異なる
両方 電圧、電源プラグの形状の両方が異なる

使用する際は、それぞれを必要にあわせて下記の順番で繋ぎます。

家電ー(変圧器)ー(変換プラグ)ー電源プラグ

画像を使って表すとこんな感じになります↓↓

変圧器とは?

変圧器は、電圧を変換する機器です。

世界の家庭電圧は110~240Vが一般的で、日本の家庭電圧100Vは世界的に見て最も低い電圧です。

日本の電圧に合わせて作られた家電を日本より電圧の高い国で使用すると、電圧に耐えられず故障や発火する恐れがあります。

そのため、変圧器を使用して電圧を日本の家電に合った電圧まで下げる必要があります。

逆に、海外の家電を日本で使用する場合は、電圧を上げる必要があります。

変圧器は変換する電圧によって様々なタイプがあります。

ダウントランス 高い電圧から日本の電圧(100V)に変換
アップトランス 日本の電圧(100V)から高い電圧に変換
アップダウントランス ダウントランスとアップトランスの両方ができる
マルチトランス 世界各国の電圧に対応

海外対応製品なら変圧器は必要なし

日本の家電だからといって必ずしも変圧器が必要なわけではありません。

最近では、海外の電圧に対応した家電も増えてきています。

入力電圧(INPUT) ●●V-●●V」と表示のある家電はその電圧の範囲内であれば、海外でも変圧器なしで使用できます。

上記の写真の場合は、100Vから240Vの範囲内であれば変圧器なしでコンセントに繋ぐことができます。

変圧器の種類

変圧器には下記の2種類があります。

  • トランス式
  • 電子式

いざ海外で使用しようとした時に使えないということがないようにそれぞれの違いを理解して変圧器を選びましょう。

トランス式

内蔵されたコイルで変圧するシンプルな構造の変圧器です。

メリット・デメリット

メリット

  • 容量に気を付ければ、電子式で使用できない家電も使用できる

デメリット

  • 容量が小さい
  • 容量が大きくなるほどサイズ・重量・価格が増加する

使用できる機器

  • ほとんど全ての家電

1台で全世界の電圧に対応

消費電力の大きな熱器具は、容量の大きい電子式を使用しましょう。

電子式

電子回路の通電量で変圧しているようにみせかける変圧器です。

メリット・デメリット

メリット

  • トランス式より軽量
  • 消費電力の大きな熱器具に使用できる

デメリット

  • マイコン内蔵・デジタル表示付・電子コントローラ付の機器には使用できない

使用できる機器

  • 熱器具のみ(熱を発する製品)

1台で全世界の電圧に対応

電子式で使用できない熱器具は、海外対応製品もしくは現地で購入するのがおすすめです。
トランス式の変圧器を通して使用することも可能ですが、熱器具は消費電力が大きく、対応できる変圧器はサイズ・価格ともに大きなものになってしまいます。

参考:【楽天ショップ】海外電気CLUB 変圧器とは?基本編

消費電力に注意

消費電力とは、家電を動かす時に消費される電力のことです。

消費電力の大きな家電を容量の小さな変圧器で使用すると変圧器が故障してしまいます。

消費電力が変圧器の供給できる容量をオーバーしてしまっているためです。

変圧器は家電の消費電力に対応できる容量のものを使用する必要があります。

1台の変圧器で複数の家電を使用する場合は、合計の消費電力をカバーする容量の変圧器が必要です。

消費電力の確認方法

消費電力は、「W」もしくは「VA」と表記されています。

どちらの表記もない場合は下記の方法で求めることができます。

電圧(V)×電流(A)=VA

安全マージン

30分以上連続して使用する場合やモーター仕様の家電を使用する場合は、消費電力の1.25~3倍の容量を持つ変圧器を使用する必要があります。

30分以上連続して使用

消費電力の1.25倍以上の容量を持つ変圧器が必要です。

消費電力(W)×1.25」で求めることができます。

モーター仕様

消費電力の2~3倍以上の容量を持つ変圧器が必要です。

消費電力(W)×2~3」で求めることができます。

安全マージンはメーカーによって異なる場合があります。ご使用の変圧器をご確認下さい。

変圧器を選ぶ手順

ビックカメラさんの世界の電圧・プラグ形状一覧表で、各国の電圧・電源プラグの形状を確認することができます。

1台の変圧器で複数の家電を使用する場合は、合計の消費電力をカバーする容量の変圧器が必要です。

変換プラグ

変換プラグとは?

変換プラグは、電源プラグの形状を合わせるために取り付ける製品です。

電圧に問題がなかったとしても、電源プラグの形状が異なる国では持っている家電を直接電源プラグにさして使用することができません。

そのような場合には、変換プラグをかませて電源プラグに繋ぎます。

電源プラグの形状はいくつかあります。

使用する家電のコンセントと滞在国の電源プラグの形状に合わせたものを購入する必要があります。

変換プラグの種類

変換プラグには下記の2種類のタイプがあります。

  • 特定の形状をした変換プラグ
  • マルチタイプの変換プラグ

特定の形状の変換プラグ

1種類の形状にのみ対応した変換プラグで、決まった形状でしか使用することができません。

このタイプだと1つ数百円で購入することができます。

滞在国の電源プラグの形状を確認!(世界の電圧・プラグ形状一覧/ビックカメラさん)

おすすめする人
  • 特定の国にのみ滞在
  • あまり海外にいかない
マルチタイプよりコンパクトなので、長期滞在で頻繁に使用する方には使い勝手が良いと思います。

マルチタイプの変換プラグ

1つで様々な形状に対応することができる変換プラグです。

対応できる形状が多い分、少しサイズは大きくなります。

マルチタイプは1つ数千円くらいです

おすすめする人
  • 様々な国に行く

150ヶ国以上に対応

薄型で持ち運びに便利

毎回行き先が変わる旅行などでも1つ持っていれば、様々な国で使用することができるので便利です。長期滞在などの日常生活で使用する場合には、少しかさばるサイズです。

長期滞在の方へ

ここまでで、変圧器と変換プラグの違いとそれぞれの使い方を紹介してきました。

海外対応製品でない限り、ほとんどの場合が変圧器と変換プラグが必要になることはお分かりいただけたと思います。

日本の家電をたくさん持ち込むとそのぶん変圧器と変換プラグが必要になります。

海外赴任・移住・留学など特定の国に長期的に滞在される方は、どうしても使用したい家電以外は海外対応製品もしくは現地で購入することをおすすめします。

変換プラグはいくつかあるとコンセントにさしっぱなしにできるので便利です。

まとめ

変圧器と変換プラグは滞在国の電圧や電源プラグの形状に対応したものを購入する必要があります。

また、消費電力を考慮する必要もあり難しい印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。

ただ、ひとつひとつの確認作業はそんなに難しいものではありません。

順序に沿って確認していけば購入するべき商品がわかります。

正しい変圧器と変換プラグを用意して海外で安全・快適に家電を使用しましょう。