こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
この記事では、充実した駐妻生活を送るために大事にするべきことを紹介したいと思います。
もしも代り映えのない駐妻生活の毎日に悩んでいる方がいれば、心が少しでも軽くなるお手伝いができればと思います。
これから帯同を控えている方には、どんな駐妻生活を送りたいのか改めて考える場にしていただければと思います。
自分らしく過ごす
駐妻生活を充実させるために大事なことは「自分らしく過ごす」ことです。
駐妻のキラキラした日常を想像されている方は多いと思います。
そして、代り映えのない自分の生活に物足りなさを感じている駐妻さんも多いかもしれません。
でも、海外に住んだからといって日常生活が勝手にキラキラするなんてそんなことはありません。
なぜなら、住んでいる場所が海外なだけでそこで繰り広げられる毎日はただの日常だからです。
そんなただの日常を充実したものにするには、やはり自分自身で努力しなくてはいけません。
もちろん、必ずなにかをしなければいけない、努力しなければいけないというわけではありません。
そうゆう場合もその過ごし方をひとと比較するのをやめなければ悩みは尽きません。
それでも代り映えのない毎日に物足りなさを感じる駐妻さんが多いのは、駐妻のキラキラした側面のイメージにとらわれすぎている場合が多いからではないかなと思います。
イメージにとらわれすぎない
自分の生活は何か物足りないと悩む理由にこんなものがあるかもしれません。
「SNSを見るといろんな写真をアップしているひとがいるのに自分は家にひきこもりがち」
「アクティブに活動していろんなことに挑戦しているひとと比べて自分は何もしていない」
もちろん本当に憧れをもっているのであれば問題はありませんし、そうなるための行動を自分も起こさなければいけません。
でも、行動に移せないから悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
それは、どこかでほんとうに自分のやりたいことではないということかもしれません。
イメージ像に当てはまっているからあのひとは充実していて、自分の生活はそれと比べて物足りないと思うのは少し寂しい気がします。
自分らしく過ごすというのは、決してアクティブでなければいけないというわけではありません。
「家でやりたいことをやる」「家族や子供との時間を大切にする」「あえて平凡な毎日を過ごしてみる」など、どんな過ごし方でもそれが自分らしい過ごし方ならばそれが1番良いはずです。
充実した毎日を過ごすには、まずは「自分がやりたいことはなんなのか」「自分はどうゆうふうに過ごしたいのか」他人ではなく自分をもっと見つめる必要があります。
自分らしく過ごすために
人と比べることをやめる
まずは、ひとと比べることをやめましょう。
ひとと比べて優劣をつけている間は、いつまでたっても自分のことが見えてきません。
それよりは1つの情報として捉えましょう。
やりたいことがない、よくわからないという方も多いと思います。
なので、それを明確にしたり、自分はこうでありたいんだと気づくための判断材料として利用しましょう。
自分の素直な感情に従う
例えば、駐妻さんは習い事をする方も多いと思います。
ですが、その習い事の目的は「本当にやりたいこと」なのか「周りがやっているから」なのか「お友達が作りたいから」なのかどれでしょうか。
もちろん、お友達を作るという明確な目的をもっている場合それは良いことだと思います。
でも、そんなに興味のないことなのに、「周りがやっているから」「友達ができるかもしれないから」となんとなく続けているのは時間と労力のムダな気がしてしまいます。
それよりは、自分が本当にやりたいことをやっている過程で出会う知り合いの方がずっと気が合うひとに巡り会えるのではないかなと思います。
他にも、お食事会や駐妻会などへの参加があると思いますが、しっかりと自分の感情と相談をして決めるようにしましょう。
いろいろ挑戦するうちに、やりたいことやすきなこと、日本に帰ってからも続けられる趣味が見つかることもあるので、挑戦はどんどんしてみるのが良いと思います。
自分の価値を無理に見いだす必要はない
中には、旦那さんは海外で一生懸命働いているのに自分は仕事を辞めてやりたいことも特になく、生産性がないという意味で自分の価値を見いだせない方もいるかもしれません。
ですが、旦那さんだってなにかと不便な海外生活なのだから、家に帰れば奥さんがいてバランスが偏りがちな海外でも奥さんの作った食事がとれることはとってもありがたいことなのではないでしょうか。
それだけでとても重要な役割を果たしていると思いますし、駐妻の大事な仕事だと思います。
奥さんが笑って穏やかでいてくれるだけで、癒されたりがんばる力になる旦那さんも多いと思うので、駐妻さんは自分のご機嫌を保つためにもやりたいことやすきなことをするのは大切なことです。
どうしても気が引ける場合は、それがひとつの仕事だと認識すると心が楽になるかもしれません。
帯同は自分で選んだ道
うまくいかないことやなんとなくモヤモヤする感情にイライラする気持ちもとってもわかります。
自分のことを見つめるなんて言われてもそれが難しいこともわかります。
でも、自分が駐妻になる道を選んだことを忘れてはいけません。
「夫の仕事の都合だから」「家族のためだから」と、帯同にはそれぞれの家族の様々な事情があるとは思います。
でも、日本に残るという選択もできたはず。
その中で駐妻になる道を選んだのは自分です。
その選択をした時点で「知り合いがいない、働けない、多少の苦労がある」ことはわかっていたはずです。
わかっていてもやっぱりつらいのが現実ですが・・・
私は、帯同には積極的でした。
それでも1年間くらいはモヤモヤしてイライラして感情の浮き沈みがありました。
そんな時、夫を攻めたくもなりました。
でも、自分で選んだわけだから、わかっていたわけだから、それをなんとか良くしていく、自分で変えていくしかない、それが駐妻の試練です。
未来のために時間を使う
駐妻は、日本にいる時よりできることや行動範囲が狭くなりがちです。
なので、なにもできない、なにもしていないという感覚に陥ります。
そしてその感覚にとらわれすぎでしまう気がします。
でも、逆に言えばゆっくり考える時間、やりたいことに使える時間がたくさんできます。
例えば、「その国の言語を習得して日本に帰ったらその言語を使って仕事をする」などのように日本に帰ってからの準備期間としてその時間を過ごすのはどうでしょうか。
自分次第では、日本にいたらできなかったことも達成できるかもしれません。
なにもできない、なにもしていないと言って毎日が過ぎ去るのを待つのではなくて、今できることをまずやってみましょう。
まとめ
駐妻生活では、どんなに帯同に積極的だった方でもだぶんモヤモヤする時期がやってくると思います。
その状況や旦那さんに対して不満を言っても、どんどん負のスパイラルにはまっていきます。
私は、夫に話を聞いてもらってもモヤモヤはあまり解消されませんでした。
苦しいとは思いますが、そういう時こそ一度冷静になって自分を見つめてみてください。
自分の中で答えが出れば、モヤモヤは一気に晴れていきます。
そして、すごく前向きになれます。
帯同で始まった海外生活でも、本帰国の時になにか1つ自分の力で変わっていることがあるようにみんなでがんばりましょう!!