こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
昔からインドネシアで飲まれている植物由来の天然成分を原材料とする自然薬「Jamu(ジャムウ)」。
時代とともにジャムウも変化を遂げているようです。
この記事では、現代の生活スタイルに合わせた新しいジャムウを提供するカフェ「acaraki」を紹介します!
acarakiとは?
acarakiは、これまでの古臭いイメージをもつジャムウのイメージを変え、ミレニアル世代の新しい生活スタイルにも受け入れられるジャムウを提供することを目標に運営しているカフェです。
acarakiのジャムウは、コーヒーからヒントを得たいくつかの抽出方法を使って作られます。
私たちが訪れた店舗にもコーヒーを作る際に使われるような抽出マシンがいくつか置かれていました。
この方法で行うことによって、より濃いジャムウの味を楽しめるようになるそうです。
また、コーヒーや紅茶・抹茶などと組み合わせることで、飲みやすくする工夫をしています。
最近では、缶タイプのジャムウの販売も行っており、スーパーなどで見かけたことがある方やすでに試された方も多いのではないでしょうか?
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店舗
今回、私たちはクマンにある店舗を訪れました。
名称 | Acaraki Table |
住所 | Jl. Kemang Raya No.122, RT.3/RW.2, Bangka, Kec. Mampang Prpt., Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12730 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | なし |
電話 | 0821 1431 8750 |
公式HP | 見る |
acaraki.jamu |
現在、ジャカルタ市内にはクマン店を含めて計3店舗のacarakiがあります。
最初にオープンしたのが、コタ・トゥア店。
つい最近オープンしたのが、AEON MALL TANJUNG BARAT内にある店舗です。
店内
こちらがクマン店の店内です。
テーブルとカウンターがあるだけのシンプルな造りですが、1つ1つの小物は可愛くておしゃれです。
お店の壁に飾られていたこちらの飾りを時々インドネシアで目にすることがあって、私は勝手にバリの工芸品だと思い込んでいました。
ところが、店員さんに教えてもらったところ、これはバティックチャップ用のスタンプ型らしいです(驚)
常識なのかな??(笑)
こんな風にスタンプしていくみたいです↓↓
メニュー
ドリンクは基本的にジャムウのみです。
こちらがドリンクメニューです。
今回は、店員さんにおすすめしてもらったドリンクの中から「Golden Sparkling」を注文しました。
インドネシア語の先生に聞いた話では、Golden Sparklingに使われている「Kunyit Asam」というジャムウは女性が生理の時によく飲まれ、生理痛を軽減する効果があるそうです。
味は、飲みやすくアレンジされているとは言え香辛料の味と香りが強めでした。
好きな人・苦手な人が分かれる味だとは思いますが体には良さそうで、半分くらい飲んだところで胃が刺激されているような感じがありました。
以前、普通のジャムウを完飲できなかった私もこれは完飲できました!
種類はそんなに多くありませんが、食事もとることができます。
ジャムウの物語 ーインドネシアに伝わる美と健康の遺産ー
こちらは、インドネシア国内に数十店舗を展開するジャムウ専門店「Suwe Ora Jamu」の店主によって書かれた本(日本語訳)です。
ジャムウに興味のある方はぜひ読んでみて下さい!
Suwe Ora Jamuインスタグラム
まとめ
漢方がお好きな方は、ぜひ一度ジャムウを飲んでみて下さい!
ジャムウは好き嫌いが分かれる味のものが多いと思いますが、acarakiのジャムウは比較的ジュースに近い感覚で飲むことができるので、ジャムウがあまり得意でない方も機会があれば試してみて下さい!