こんにちは、インドネシア在住のLili(yns121072020)です。
海外生活をしていると、やはり日本の製品を手に入れるのは難しいです・・・
日系スーパーに行けばいくらか日本の製品も取り扱われていますが、こだわって選べるような数はありません。
実際、少し高いお金を払ってでも日本の製品を購入したいという方は多いと思います。
今回は、そんな方におすすめな「AmazonGlobal(アマゾングローバル)」の使い方を紹介します。
- 自分1人で注文から受け取りまでを完結できる(日本の家族や知人を頼る必要がない)
- 事前に関税の見積額がわかる+支払える
- 無料会員でも利用可能
- 到着までの日数が早い
- 日本の消費税がかからない
- アマゾンジャパンの商品が買える
公式サイト AmazonGlobal(アマゾングローバル)
アマゾングローバルとは?
アマゾングローバルは、海外の住所を配送先に指定してアマゾンジャパンで商品を購入できるサービスです。
世界65ヶ国以上の国や地域に配送を行っており、無料会員でも利用が可能です。
使用方法も簡単で、注文の手順は通常のアマゾンでの買い物と同じです。
配送先の住所を海外に変更するだけでOKです。
購入できる商品には制限がありますが、日本でショッピングサイトを利用するのとほとんど同じような感覚で利用できます。
\ショッピングを始める/
アマゾングローバルの対象国
60ヶ国以上の関税前払い対象国
関税の前払いに対応している「AmazonGlobal」の対象国は下記の通りです。
アイルランド、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦、イギリス、イスラエル、イタリア、インド、インドネシア、ウルグアイ、エジプト、エストニア、オーストリア、オマーン、オランダ、カタール、カナダ、韓国、キプロス、ギリシャ、クウェート、コスタリカ、コロンビア、サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、チリ、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バーレーン、パナマ、パラオ、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、プエルトリコ、ブラジル、フランス、ブルガリア、ベネズエラ、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マルタ島、マレーシア、南アフリカ共和国、メキシコ、モナコ、ヨルダン、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルグ
この他にも、関税後払いでのみ商品を受け取れる国も80ヶ国ほどあります。
参考 Amazon.co.jpからの海外配送 – Amazonカスタマーサービス
関税の前払いについて
関税の前払いに対応している国からの注文であれば、商品の決済時に併せて関税見積額の前払いを行うことができます。
アマゾン側が自動計算で見積もった金額を支払います。
見積額と実際の関税に差額があった場合は、下記のような対応になります。
- 見積額>実際にかかった関税
差額が自動的に返金 - 見積額<実際にかかった関税
基本的に追加料金の請求はなし
参考 輸入税等前払金について – Amazonカスタマーサービス
送料
送料は、下記の2つの料金を合計して算出されます。
- 配送1件ごとにかかる基本料金
- 商品1個ごとにかかる料金
配送1件ごとにかかる基本料金
配送1件ごとにかかる基本料金は、配送先の国・購入する商品によって異なります。
主要国への配送にかかる最低料金を下の表にまとめました。
配送先 | 基本料金 (プレミアム) |
基本料金 (スタンダード) |
基本料金 (エコノミー) |
インドネシア | ¥1,300 | ||
中国 | ¥1,100 | ¥900 | ¥700 |
韓国 | ¥1,100 | ¥700 | |
インド | ¥1,300 | ||
タイ | ¥1,100 | ¥700 | |
フィリピン | ¥1,300 | ||
マレーシア | ¥1,100 | ¥700 | |
シンガポール | ¥1,100 | ¥700 | |
アメリカ | ¥2,150 | ¥1,700 (アメリカ西海岸の州のみ) |
|
カナダ | ¥1,900 | ||
イギリス | ¥1,450 | ||
イタリア | ¥1,450 | ||
オランダ | ¥1,450 | ||
ドイツ | ¥1,450 | ||
フランス | ¥1,450 |
いくつかの国と地域では、配送の種類をプレミアム・スタンダード・エコノミーから選択することができます。
到着までの日数が伸びますが、料金を抑えることができます。
商品1個ごとにかかる料金
商品1個ごとにかかる料金は商品によって異なり、商品数や重量・容量などに基づいて自動計算されます。
過去には定額やキロ単位での料金設定の時期もありましたが、現在は商品ごとにかかる料金は公開されていません。
正確な金額を知るには、ショッピングカートに商品を入れ支払画面まで進む必要があります。
送料(日本→インドネシア)
下の表は、日本からインドネシアへ1箱の荷物の配送を依頼した場合の料金表です。
商品の重さ | 商品の数 | 商品の代金 | 送料 (基本料金+商品ごとの料金) |
関税見積額 |
1キロ | 洗濯洗剤 1キロ×1個 |
¥1,380 | ¥2,219 (¥1,300+¥919) |
¥630 |
入浴剤 1キロ×1個 |
¥887 | ¥2,198 (¥1,300+¥898) |
¥540 | |
3キロ | 洗濯洗剤 1キロ×3個 |
¥4,140 | ¥4,056 (¥1,300+¥2,756) |
¥1,435 |
入浴剤 1キロ×3個 |
¥2,661 | ¥3,994 (¥1,300+¥2,694) |
¥1,165 | |
おもり 3キロ×1個 |
¥1,785 | ¥4,088 (¥1,300+¥2,788) |
¥1,027 | |
5キロ | 洗濯洗剤 1キロ×5個 |
¥6,900 | ¥5,893 (¥1,300+¥4,593) |
¥2,238 |
入浴剤 1キロ×5個 |
¥4,435 | ¥5,791 (¥1,300+¥4,491) |
¥1,790 | |
おもり 5キロ×1個 |
¥1,942 | ¥5,909 (¥1,300+¥4,609) |
¥1,374 |
結果、以下のことが分かりました。
- 商品の重さが増えると商品ごとの料金が増える。
商品1個ごとにかかる料金は、商品の重さによって決まる割合が多そう。 - 商品の数によって送料に大きな差はない。
1箱に収まる範囲であれば、商品の数はそんなに関係なさそう。 - 商品の代金と送料は反比例。
送料の算出に商品自体の代金は関係なさそう。 - 関税は商品の代金と比例して高くなる。
関税は商品の値段に従って高くなるみたい。
EMSとの比較(日本→インドネシア)
海外在住者がよく利用するEMSとの送料の違いも比較してみました。
この表は、日本からインドネシアへ荷物を配送した場合の金額です。
重さ | アマゾングローバル | EMS |
1キロ | ¥2,219 | ¥3,150 |
3キロ | ¥4,088 | ¥5,750 |
5キロ | ¥5,909 | ¥8,150 |
比較の結果、EMSよりアマゾングローバルを利用する方が送料が安いことが分かりました。
更に、アマゾングローバルならEMSを送る際に必要な内容物を記載した書類を自分で用意する必要もありません。
到着までにかかる日数
アマゾングローバルは、到着までの日数がとても速いのが特徴です。
世界中どこでも、最短2日・3日で到着します。
主要国までの配送にかかる日数を下記にまとめました。
配送先 | 到着までの日数 (プレミアム) |
到着までの日数 (スタンダード) |
到着までの日数 (エコノミー) |
インドネシア | 最短2日 | ||
中国 | 最短2日 | 最短5日 | 最短7日 |
韓国 | 最短2日 | 最短7日 | |
インド | 最短2日 | ||
タイ | 最短2日 | 最短7日 | |
フィリピン | 最短2日 | ||
マレーシア | 最短2日 | 最短7日 | |
シンガポール | 最短2日 | 最短7日 | |
アメリカ | 最短3日 | 最短6日 (アメリカ西海岸の州のみ) |
|
カナダ | 最短3日 | ||
イギリス | 最短2日 | ||
イタリア | 最短2日 | ||
オランダ | 最短2日 | ||
ドイツ | 最短2日 | ||
フランス | 最短2日 |
配送できる商品・できない商品
配送できる商品・できない商品のおおまかな目安を下記にまとめました。
本、DVD、洋服、アクセサリー、バック、家電、おもちゃ、ペット用品、文房具、化粧品、日用品
食品、医薬品(ビオフェルミン、エビオスなどの指定医薬部外品は購入可)
正確に知りたい場合は、下記の2つの方法があります。
- 検索結果から知る
- アマゾングローバルに対応している商品の中から選ぶ
検索結果から知る
検索窓から検索した商品が滞在国に配送できるかを知る方法です。
まずは、下記のどちらかの方法で配送先を指定します。
- ログインして海外の住所を配送先に登録
- ログインせずに配送先にしたい国を設定
設定が完了したら、いつも通り検索窓から欲しい商品を検索します。
指定した国へ配送可能な商品は「〇〇〇〇(指定した国名)への発送の対象」と表示されます。
アマゾングローバルに対応している商品の中から選ぶ
次に、アマゾングローバルに対応している商品の中から選ぶ方法です。
メニューの中にある「AmazonGlobal」をクリックし、アマゾングローバルに対応している商品のみが表示されるページへ飛びます。
ページ内では、検索窓からアマゾングローバル対応商品内で指定の商品を検索することもできます。
アマゾングローバルの注文方法
最後に、アマゾングローバルの注文方法を紹介します。
- アマゾンジャパンにログインし海外の住所を登録
- 配送先を海外の住所に変更
- アマゾングローバルの画面になったことを確認
- ほしい商品を探す(いつもと同じ要領でOK)
- 送料・関税の見積額を確認
- 注文を確定
- 自宅で商品を受け取る
1.)アマゾンジャパンにログインし海外の住所を登録
まずは、画面上部にある「お届け先」か「アカウント&リスト」から現在住んでいる海外の住所を登録します。
2.)お届け先を海外の住所に変更
もう一度画面上部の「お届け先」をクリックし、登録した海外の住所をお届け先に設定します。
3.)4.)アマゾングローバルの画面になったことを確認&ほしい商品を探す
上の画像のようなアマゾングローバルの画面になったことを確認し、いつも通りほしい商品を探します。
5.)送料・関税の見積額を確認&注文を確定
注文の確認画面まで進み、送料と関税の見積額を確認します。

もし送料や関税が高すぎると思ったら、ここで注文をやめればOK!
7.)自宅で商品を受け取る
EMSを受け取る時と違い事前に関税の支払いが済んでいる為、郵便局へ自ら出向くような手間はありません。
そのまま、指定した住所へ荷物が届けられます。
だたし、場合によっては身分証明書の提示が求められます。

夫がインドネシア宛てに注文した際はメールで連絡があり、パスポートの写真を提出していました。(同じ国でも必要のある場合・ない場合があるみたいです。)
\ショッピングを始める/
まとめ
今回は、海外の住所を配送先に指定してアマゾンジャパンで商品を購入できるサービス「AmazonGlobal(アマゾングローバル)」を紹介しました。
日本の製品は一時帰国時にまとめて持ってくる、定期的に日本の家族に送ってもらうという方が多いと思いますが、アマゾングローバルならそれほど送料も高くなく、自分1人で注文から受け取りまでを完結できるのでとても便利です!
この記事を作成するにあたってEMSとの比較をしてみると、アマゾングローバルで注文できる商品であればEMSよりアマゾングローバルで注文した方がお得という結果にもなりました!
※アマゾングローバルでは食品や医薬品の購入はできません。
関税の前払いに対応している国では、関税額の心配なく海外からアマゾンの商品を購入できます。
また、EMSと違って受け取りのために郵便局に出向く必要がなく、登録した住所に直接配達されるのも便利です。
海外在住者の方は、ぜひ覚えておきたい海外配送のツールの1つです!
\早速、注文してみよう!/