【海外赴任・移住・留学】日本の携帯はどうすればいいの?

こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。

 

この記事では、海外赴任・移住・留学などで長期的に日本を離れる場合に、日本の携帯はどうすればいいのかという疑問にお答えします。

 

日本の携帯をどうするかは、滞在期間や費用を考慮して個人の判断に委ねられるところがあります。

この記事でいくつかの方法やメリット・デメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

滞在目的別おすすめの方法
  • 海外赴任(帯同)
    契約プランの見直し、もしくは格安スマホに乗り換えて契約を継続する。()
  • 移住
    日本の携帯は解約する。()
  • 留学
    一時休止サービスを利用する。()

 

おすすめ格安スマホサービス
  • 楽天モバイル
    3GBまで1,078円。使った分のお支払いだから一時帰国中もギガ残量を心配する必要なし。
    ※海外では対象国・地域で毎月2GBまで無料で利用可能。
  • OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO
    10GBまでの料金オプションが低価格で利用可能。ドコモ回線だから対応エリアが広く通信速度も比較的早い。

 

参考 格安スマホサービス比較表(計11社)はこちら!

 

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日本の携帯はどうする?

3つの方法

長期的に日本を離れる場合に日本の携帯をどうするかは、3つの方法があります。

 

  1. 解約
  2. 契約を継続
  3. 一時休止サービスを利用

 

方法を検討する際のポイント

方法を検討する際の1番のポイントは、電話番号とメールアドレスを維持しておきたいか、必要ないかです。

 

維持しておく必要がない方は、携帯料金の節約になるので解約(①)してしまうのが良いと思います。
 
逆に、維持しておきたい方は契約を継続する(②)か一時休止サービスを利用する(③)かのいづれかの方法で電話番号やメールアドレスを維持することができます。

 

それでは、それぞれの方法について詳しく解説していきます。

 

 

解約

文字通り、携帯を解約します。

 

海外に長期滞在する場合、現地で購入したSIMカードを使用するのが一般的です。

日本の携帯を使用することは基本的にないので解約してしまっても問題はありません。

 

メリット・デメリット

メリット

  • 日本の携帯料金を支払う必要がない。

  

デメリット

  • 長年使用してきた電話番号・メールアドレスがなくなってしまう。
  • 契約や登録に使用する電話番号・メールアドレスを変更しなければならない。
  • 一時帰国時はプリペイド式SIMカードやレンタルWi-Fiなどの用意が必要。
  • 時期によっては違約金が発生する。
     

おすすめする人

  • しばらく日本に帰国する予定がない。
  • 電話番号・メールアドレスを維持しておく必要がない。

 

しばらく日本に帰国する予定がなく電話番号・メールアドレスを維持する必要もないという方は、日本の高い携帯料金を払い続ける意味がないので解約してしまいましょう。

 

契約を継続

いままで通り契約を継続しておきます。

 

ただし、日本の携帯を使用するのは一時帰国時のみなので、契約プランを見直したり格安スマホに乗り換えて月額料金を抑えましょう

 

メリット・デメリット

メリット

  • 一時帰国時にすぐに携帯が使用できる。
  • 長年使用している電話番号・メールアドレスを維持することができる。
  • 契約や登録に使用している電話番号・メールアドレスを変更する必要がない。

  

デメリット

  • 一時帰国時しか使用しないのに、月額料金を支払わなくてはいけない。
     

おすすめする人

  • 電話番号・メールアドレスを維持しておきたい。
  • 年に数回、一時帰国する予定がある。
  • 日本で携帯を常に使える状態にしておきたい。

 

電話番号・メールアドレスを維持しておきたい方年に数回一時帰国するので日本で常に携帯を使えるようにしておきたい方は、契約プランを見直すか格安スマホに乗り換えて契約を継続しましょう。

 

一時帰国時は、日本のSIMカードを持って帰るのを忘れないようにしましょう!

 

SIMカード専用ケースで保管!

SIMカードはとても小さいので、専用ケースで保管して無くさないようにしましょう。
また、専用ケースを利用することで持ち運ぶ際に傷がつくのを防げます。
 
持ち運びやすいコンパクトサイズ

 
パスポートと一緒に管理 

 

格安スマホに乗り換える

メジャーな格安スマホ会社の情報を集めてみました。

 

格安スマホ会社

最安プラン
(通話なし)
電話
Y!mobile 2,178円/3GB
2回線目以降 990円/3GB

余った容量は翌月繰越し

通話料(国内)
22円/30秒

通話オプション
770~1,870円

UQモバイル 1,628円/3GB

余った容量は翌月繰越し

通話料(国内)
22円/30秒

通話オプション
550~1,980円

楽天モバイル

1,078円/3GBまで
 
※海外では対象国・地域で毎月2GBまで無料で利用可能。

通話料(国内)
22円/30秒
 
国内通話
10分かけ放題
(アプリ:Rakuten Link)

通話オプション
1,100円

LINEMO 990円/3GB 通話料(国内)
22円/30秒

通話オプション
550~1,650円

J:COM MOBILE 1,078円/1GB 通話料(国内)
22円/30秒

通話オプション
550~1,650円

mineo

データ通信のみ
880円/1GB

音声通話+データ通信
1,298円/1GB 

余った容量は翌月繰越し

通話料(国内)
22円/30秒
※アプリ利用時
10円/30秒

通話オプション
550~1,210円

BIGLOBEモバイル

1,078円/1GB
2回線目以降 858円/1GB
 
余った容量は翌月繰越し
(1GBプランを除く)

通話料(国内)
22円/30秒
※アプリ利用時
9.9円/30秒

通話オプション
660~913円
(アプリ:BIGLOBEでんわ)

IIJmio(みおふぉん) 850円/2GB 通話料(国内)
11円/30秒
※同一の会員ID内
8.8円/30秒

通話オプション
500~1,400円
(アプリ:みおふぉんダイアル)

OCN モバイル ONE 550円/50MB
770円/1GB

余った容量は翌月繰越し

通話料(国内)
OCNでんわ対応内
11円/30秒
OCNでんわ対応外
22円/30秒

通話オプション
935~1,430円
(アプリ:OCNでんわ)

POVO 使わない時は0円

※180日間以上有料トッピングの購入などがないと、利用停止・契約解除となる場合あり。

通話料(国内)
22円/30秒

通話オプション
550~1,650円

NUROモバイル

792円/3GB

余った容量は翌月繰越し

通話料(国内)
NUROモバイルでんわ対応内
11円/30秒
NUROモバイルでんわ対応外
22円/30秒

通話オプション
490円~1,430円

2023年1月時点

 

海外にいる間は日本の携帯を使用することはないので1番安いものにしておいても特に問題はありませんが、一時帰国時や本帰国後の使い勝手も考えて自分に合った通信会社やプランを検討しましょう。

 

おすすめは・・・
  • 楽天モバイル
    3GBまで1,078円。使った分のお支払いだから一時帰国中もギガ残量を心配する必要なし。
    ※海外では対象国・地域で毎月2GBまで無料で利用可能。
  • OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO
    10GBまでの料金オプションが低価格で利用可能。ドコモ回線だから対応エリアが広く通信速度も比較的早い。

 

eSIMを使えば、SIMカードを入れ替える必要なし!

 

eSIMとは?

端末に直接挿入して使用する通常のSIMカードとは異なり、端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことです。
 
使用する際にカードを入れ替える必要がなく、手間やカードが傷付くのを防げます。
 
最近では、ほとんどの携帯がeSIMとnanoSIMの2枚のSIMを使えるデュアルSIM対応スマホになっています。(iPhoneシリーズを含む)
 
<eSIM対応の格安スマホ会社一覧>

 

本帰国後も同じ通信会社でそのまま契約しようと考えている方は、各通信会社の通信速度なども調べてから乗り換えされることをおすすめします。
 
格安SIMの速度比較サイト

 

乗り換えした場合

乗り換えした場合は、これまで使用していた通信会社のメールアドレス(docomo.ne.jp、softbank.ne.jpなど)は使用できなくなります

 

どうしても通信会社のメールアドレスを維持しておきたい方は、そのまま契約を継続するか一時休止サービスを利用するのがおすすめです。

 

icloudメールやGメールなどのフリーメールは今まで通り使用できます。

 

一時休止サービスを利用

3大キャリアには、一時的に電話番号とメールアドレスを保管してもらえるサービスがあります。

保管には手数料と月額料金がかかりますが、契約を継続するよりは金額を抑えることができます。

 

あくまで保管してもらえるだけなので、サービス利用中は預けている電話番号やメールアドレスを使用することはできません。

SMSも受信できないため、確認用パスワードをSMSで受信するタイプの登録や変更も行えません。

 

お分かりかと思いますが、一時帰国時にも携帯を使用できないということです。

再利用手続きをすれば問題ないのですが、預ける際にまた手数料が発生しますし再利用手続きをした同一請求月内に再度申し込み手続きを行うことができないキャリアもあります。

 

また、保管可能年数があるため海外への滞在期間も考慮する必要があります。

 

個人的には、契約を継続しておく方がスマートな気はします。

 

メリット・デメリット

メリット

  • 最安値で電話番号とメールアドレスを維持することができる。

  

デメリット

  • 一時帰国時に携帯が使えない。
  • 保管可能年数がある。
     

おすすめする人

  • 最安値で電話番号・メールアドレスを維持しておきたい。

 

一時帰国時に携帯が使えなくても良いので、費用を最安値に抑えて電話番号とメールアドレスを維持したい方どうしても現在使用している通信会社のメールアドレスを維持したい方は、一時休止サービスを利用しましょう。

 

料金・保管可能年数と手続き方法

各通信会社の一時休止サービスの料金と保管可能年数は下記の通りです。

手続き方法については各通信会社名からそれぞれの公式サイトに飛ぶことができるので、そちらでご確認下さい。

 

通信会社 料金 保管可能年数
ドコモ 事務手数料
1,100円

月額料金
電話番号 440円
アドレス 110円

MAX保管
20,900円

3年
ソフトバンク 事務手数料
2,000円

月額料金
429円

MAX保管
27,740円

5年
au 事務手数料
2,200円

月額料金
409円

MAX保管
26,740円

5年
2022年6月時点

 

CON モバイル ONE(格安スマホ最安値)で契約を継続すると・・・

3年で27,720円
5年で46,200円

の費用がかかります。

 

それに比べて一時休止サービスを利用した場合は、7千~2万円弱費用を抑えることができます。(保管可能年数MAX預けた場合)

 

 

駐妻(私)がとった方法

日本の携帯は維持

参考までに、私がとった方法を紹介したいと思います。

基本情報は下記の通りです。

 

基本情報

海外滞在理由 夫の赴任に帯同
滞在期間 5年
渡航先 インドネシア
現地携帯 現地のSIMカードを購入して使用
一時帰国回数 年1回

 

私の場合は、ドコモからY!mobileに乗り換えをして日本の携帯は維持しています。

 

電話番号はこれまでずっと使用してきたものだったので手放したくありませんでした。

また、年に1回一時帰国しますしいずれは本帰国するので維持しておく方が良いと判断しました。

 

Y!mobileに乗り換えた際にドコモのメールアドレスは使用できなくなってしまいましたが、私の場合は主にicloudメールを使用していたのでメールアドレスについては特に問題ありませんでした。

 

今だったら楽天モバイル に乗り換えていたと思います。
私が乗り換えた時はまだ楽天モバイルがこんなに話題になっていなかった・・・
 
安さを求めるならOCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO がおすすめです。
ドコモ回線を利用しているので格安スマホの中では通信速度が速く安定しています。
 
もっと比較したい方はこちらをチェックしてみて下さい!

 

毎月の携帯料金

現在は、Y!mobileの1番安いプランを契約しています。

 

月々の支払いは、夫の携帯代2,178円/3GBと私の携帯代990円/3GBの合計3,168円です。

2回線目以降は、1,188円の家族割引サービスが適応されます。

 

※家族割引サービスは最大9回線まで契約可能、同居でなくてもOKです。

 

なぜY!mobileにしたの?

私たちは夫婦で乗り換えをしたのですが、本帰国後もこのまま契約を続けるつもりです。

 

本帰国して日本に生活の場を戻すと通信速度は結構重要になってきます。

できれば一時帰国時もサクサク使える方が嬉しいです。

 

本帰国後また乗り換えをするのは面倒なので、最初から通信速度も重視して選びました。

 

現在使用している携帯を引き続き使用する場合は、SIMカードの契約のみで簡単に乗り換えができます!

 

私が乗り換えた時は楽天モバイルの通信速度があまり良くないと言われたので、おすすめされたY!mobileを選びました。(今はある程度改善されていると思います。)
 
通信速度を重視する方は「格安SIMの速度比較サイト」をチェックしてみて下さい。

 

海外に住んでいると一時帰国時以外に日本の携帯を使うことはありません。
そうなってくると月々3,168円/2人分(我が家の場合)も決して安くはないなと思ってしまいます。
 
現在は、3GBまで1,078円の楽天モバイル がおすすめです。
使用したギガ数に応じた支払いなので、日本に一時帰国した時も残りのギガ数を気にせず利用できます。
 
また、海外では対象国・地域で毎月2GBまで無料で利用できます。(対象エリアを調べる )
 
Rakuten Linkアプリ同士なら国際通話も無料です。
 
公式サイト 楽天モバイル
 

安さを求めるなら、OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO もおすすめです。(10GBまで)
 
ドコモの回線を利用しているので対応エリアが広く、通信速度も格安スマホの中では比較的早く安定しています。
 
通話をよく利用する場合は、通話オプションに別途申し込む必要があります。
 
公式サイト OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO
  

 

まとめ

ここまでで、海外に長期滞在することが決まった場合に日本の携帯をどうするのか、その方法とそれぞれの方法をおすすめする方、メリット・デメリットについて解説してきました。

 

私の主観で簡単にまとめると…

 

  • 海外赴任(帯同)
    契約プランの見直し、もしくは格安スマホに乗り換えて契約を継続する。(②)
  • 移住
    日本の携帯は解約する。(①)
  • 留学
    一時休止サービスを利用する。(③)

 

が良いのではないかなと思います。

 

解説してきた通り、それぞれの方法にはメリット・デメリットがあります。

一度、渡航してしまうと変更したくてもなかなかできないので渡航前にしっかり検討して準備しておきましょう。

 

このブログでは他にも渡航準備に役立つ記事をいくつか用意しています!

ぜひそちらもご覧ください!