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【インドネシア語②】数字の数え方

数字は、買い物やレストランでの注文、ドライバーさんやお手伝いさんとのやり取りなどの日常生活で頻繁に使用します。

インドネシアの紙幣は単位が小さいため私たち日本人は大きな数を使用することが多く、最低でも10万代の単位までは覚えておきたいです。(Rp125.000=約1000円)

この記事で学べること
  • 数字の攻略方法
  • 0~10までの数字
  • belas(11~19)
  • puluh(10の位)
  • ratus(100の位)
  • ribu(1,000の位)
  • juta(100万の位)
  • 疑問詞berapa
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数字の攻略方法

インドネシア語の数字を攻略するには、下記の順番で進めて行くと早いです。

  1. 0~10まで覚える
  2. 位を表す単語を覚える
  3. 組み合わせて読む
0~10 覚える
11~19 1~9 + belas
10の位 1~9 + puluh
100の位 1~9 + ratus
1.000の位 1~9 + ribu
1万の位 1~9 + puluh ribu
10万の位 1~9 + ratus ribu
100万の位 1~9 + juta
1.000万の位 1~9 + puluh juta
1億の位 1~9 + ratus juta
10億の位 1~9 + milyar
1兆 1~9 + trilyun

では、詳しく解説していきます。

0~10

まずは、0~10までをしっかりと覚えましょう!

0 nol/kosong ノル /コソン
1 satu サトゥ
2 dua ドゥア
3 tiga ティガ
4 empat ウンパッ(t)
5 lima リマ
6 enam ウナン
7 tujuh トゥジュ(h)
8 delapan ドゥラパン
9 sembilan スンビラン
10 sepuluh スプル(h)

kosongは、マレー語で「空っぽ」という意味です。

インドネシア語でも「空っぽ」という意味でも使用されます。

在庫がないとkosongと言われることがあります。

belas(11~19)

11~19は、「belas」 を使って数えます。

下記の表のように1~9までの数字にbelasをくっつけます。

11 sebelas スブラス
12 duabelas ドゥアブラス
13 tigabelas ティガブラス
14 empatbelas ウンパッブラス
15 limabelas リマブラス
16 enambelas ウナンブラス
17 tujuhbelas トゥジュブラス
18 delapanbelas ドゥラパンブラス
19 sembilanbelas スンビランブラス

11は、satu belasとは言いません。

satuを、「1」を表す接頭辞se-に変えてsebelasになります。

「1」を表す接頭辞se-

接頭辞se-の役割の一つに、位を表す単語助数詞にくっついて「1」を表すというものがあります。

位を表す単語

sebelas、sepuluh、seratus、seribu、sejuta etc…

助数詞

seorang:1、seekor:1、sepiring:1、sebotol:1 etc…

puluh(10の位)

10の位は、「puluh」を使って数えます。

1020~99まで数えることができます。

下記の表のように1~9の数字にpuluhをくっつけます。

10 sepuluh スプル(h)
20 duapuluh ドゥアプル(h)
30 tigapuluh ティガプル(h)
40 empatpuluh ウンパッ(t)プル(h)
50 limapuluh リマプル(h)
60 enampuluh ウナンプル(h)
70 tujuhpuluh トゥジュ(h)プル(h)
80 delapanpuluh ドゥラパンプル(h)
90 sembilanpuluh スンビランプル(h)

端数のあるものは
【10の位】+【1の位】を順番に読みます。

21~29 duapuluh (satu) ドゥアプル サトゥ
31~39 tigapuluh (dua) ティガプル ドゥア
41~49 empatpuluh (tiga) ウンパップル ティガ
51~59 limapuluh (empat) リマプル ウンパッ
61~69 enampuluh (lima) ウナンプル リマ
71~79 tujuhpuluh (enam) トゥジュプル ウナン
81~89 delapanpuluh (tujuh) ドゥラパンプル トゥジュ
91~99 sembilanpuluh (delapan) スンビランプル ドゥラパン
Lili
Lili

ここまでの規則が分かれば、桁が増えても同じように読むだけ!

ratus(100の位)

100の位は、「ratus」を使って数えます。

100~999まで数えることができます。

下記の表のように1~9の数字にratusをくっつけます。

100 seratus スラトゥス
200 duaratus ドゥアラトゥス
  ⋮   ⋮   ⋮
900 sembilanratus スンビランラトゥス

端数のあるものは
【100の位】+【10の位】+【1の位】を順番に読みます。

203 duaratus tiga ドゥアラトゥス ティガ
415 empatratus limabelas ウンパッラトゥス リマブラス
670 enamratus tujuhpuluh ウナンラトゥス トゥジュプル
731 tujuhratus tigapuluh satu トゥジュラトゥス ティガプル サトゥ

各位が0の場合は、その位は飛ばします。
下二桁が11~19の場合は、他と形が違うので注意しましょう。

ribu(1,000の位)

1,000の位は、「ribu」 を使って数えます。

1,000~9,999まで数えることができます。

下記の表のように1~9の数字にribuをくっつけます。

1.000 seribu スリブ
2.000 duaribu ドゥアリブ
  ⋮   ⋮   ⋮
9.000 sembilanribu スンビランリブ

端数のあるものは
【1,000の位】+【100の位】+【10の位】+【1の位】を順番に読みます。

2.001 duaribu satu ドゥアリブ サトゥ
3.012 tigaribu duabelas ティガリブ ドゥアブラス
4.030 empatribu tigapuluh ウンパッリブ ティガプル
5.041 limaribu empatpuluh satu リマリブ ウンパップル サトゥ
6.500 enamribu limaratus ウナンリブ リマラトゥス
7.615 tujuhribu enamratus limabelas トゥジュリブ ウナンラトゥス リマブラス
8.730 delapanribu tujuhratus tigapuluh ドゥラパンリブ トゥジュラトゥス ティガプル
9.253 sembilanribu duaratus limapuluh tiga スンビランリブ ドゥアラトゥス リマプル ティガ

位取りと小数点

インドネシア語では、数字を3桁ごとに区切るのに「.(ピリオド)」を、小数点に「,(コンマ)」を使用します。

日本語とは逆になっています。

100.000,-

「-」は、小数点以下はないという意味です。

インドネシア語では、ピリオドとコンマを下記のように呼びます。

ピリオド=titik【ティティッ】

コンマ=koma 【コマ】

1万~90万代

日本以外には、万の単位はありません。

万の単位に慣れている日本人には少し難しく感じるかもしれませんが、規則が分かればすぐに読めるようになります。

Lili
Lili

よくRp100.000を使います。

10.000 sepuluh ribu スプルリブ
20.000 duapuluh ribu ドゥアプル リブ
  ⋮   ⋮   ⋮
90.000 sembilanpuluh ribu スンビランプル リブ
100.000 seratus ribu スラトゥス リブ
200.000 duaratus ribu ドゥアラトゥス リブ
  ⋮   ⋮   ⋮
900.000 sembilanratus ribu スンビランラトゥス リブ

考え方

①10.000

10(sepuluh)×1.000(ribu)

②100.000

100(seratus)×1.000(ribu)

端数のあるものは、下記の表のように「.」の前と後ろに分けて規則通り読みます。

19.000 sembilanbelas ribu スンビランブラス リブ
20.001 duapuluh ribu satu ドゥアプル リブ サトゥ
30.012 tigapuluh ribu duabelas ティガプル リブ ドゥアブラス
43.256 empatpuluh tiga ribu duaratus limapuluh enam ウンパップル ティガ リブ ドゥアラトゥス リマプル ウナン
517.000 limaratus tujuhbelas ribu リマラトゥス トゥジュブラス リブ
600.008 enamratus ribu delapan ウナンラトゥス リブ ドゥラパン
700.013 tujuhratus ribu tigabelas トゥジュラトゥス リブ ティガブラス
825.671 delapanratus duapuluh lima ribu enamratus tujuhpuluh satu ドゥラパンラトゥス ドゥアプル リマ リブ ウナンラトゥス トゥジュプル サトゥ

juta(100万の位)

100万の位は、「juta」を使って数えます。

100万から9億代まで数えることができます。

100万 sejuta スジュタ
1.000万 sepuluh juta スプル ジュタ
1億 seratus juta スラトゥス ジュタ

疑問詞Berapa

数に関することをたずねる場合は、疑問詞「berapa 」を使用します。

berapaは、日本語で「いくついくら」という意味です。

飲食店やスーパーでは、「何個?」「なんグラム?」というような場面で「Brapa?」と聞かれます。

また、値段を確認したい場合には「Berapa?」と店員さんに尋ねればOKです。

おすすめの教材(初級)+単語帳

最後に、インドネシア語の学習を始めたばかりの方におすすめの教材を2つ紹介します!

それぞれ一通り読めばインドネシア語文法の基礎をマスターすることができます。

各教材によって書かれている情報が少しずつ異なるため、いくつかの教材を併用して使用するとより理解が深まります。

2冊構成でしっかりインドネシア語文法の基礎が学べる教材!

インドネシア語の基礎文法が1冊にみっちり詰め込まれた教材!

余裕があれば、単語帳を使ってインドネシア語の単語を少しずつ覚えましょう。

1冊分の単語を覚えると、ある程度会話が成り立ち、様々な文章が作れるようになります。

覚えやすい赤シート付き

まとめ

一気に見ると難しく感じるかもしれませんが、何回も繰り返し練習すれば自然と規則が分かってきます。

まずは、0~10を完璧にしましょう。

インドネシアの紙幣は、日本より0が2つ多いので最初の頃は支払い時に混乱するのがあるあるです。

0~10が完璧になったら、10万代まで覚えられるとグッドです。

数字を見たらインドネシア語に直す癖をつけて、コツコツ練習しましょう。