こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
長期的に海外で生活していると、結局食べたくなるのは日本食なんですよね(笑)
海外で生活していながら外食はほとんど日本食なんていう方も多いと思います。
もちろんインドネシアにも美味しい日本食レストランはありますが、毎日食べるお米もできれば美味しいものが食べたいですよね!
これから渡航予定の方は「炊飯器は日本から持っていくべき?」と悩まれている方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではインドネシアで生活する際に炊飯器をどうしたらいいのか、3つの選択肢を紹介します。
3つの選択肢
インドネシアで炊飯器を使う際の選択肢としては、下記の3つがあります。
- インドネシアで購入した炊飯器を使う
- 今使っている炊飯器を日本から持って行く
- 日本の海外対応炊飯器を使う
①インドネシアで購入した炊飯器を使う
1つ目の選択肢は、単純にインドネシアで購入した炊飯器を使用するという方法です。
日本から炊飯器・変圧器を持っていく必要がないというメリットがありますが、品質にはあまり期待できません。
現在、我が家にはインドネシアで購入した炊飯器が3台あります。
まず1つ目が、こちらの10合炊き炊飯器です。
大型の炊飯器はインドネシアではわりとメジャーです。
わけあって夫の会社に用意してもらったのですが、渡されたのがこちらの炊飯器でした(笑)
我が家は夫婦2人暮らし、しかもお茶碗一杯のご飯で十分な2人にこの炊飯器は大きすぎます・・・
夫婦2人ということも把握しているはずなのにこの炊飯器を買ってくるローカルスタッフには「何も疑問に思わんのか?」と言いたくなりましたが、今ならわかります。
きっと本当に何も疑問に思っていないことを(笑)
次に、こちらのT-falの炊飯器です。
2人暮らしにはちょうど良いサイズです。
お米を炊く以外にもスチーム機能などを搭載しているところは優秀だなと思います。
特にお米に手を加えず、早炊きしてもまあまあ美味しく炊けます。
ただ、保温機能があまり良くなくて、お米がすぐに乾燥してしまうのが悩みです。
あとは、お粥を作る際の吹きこぼれが激しいのも問題です。
3つ目は、象印の炊飯器です。
さすが日本のメーカーなだけあって、やっぱりこの炊飯器で炊くのが1番美味しく仕上がります。
この象印のようにインドネシアでもいくつか日本のメーカーの炊飯器が手に入ります。
ただし、種類が少ない上に日本で購入するよりも高いという問題があります。
もちろん炊飯器の質も日本で2万円前後で売っているようなものです。
お米にこだわりのある方は日本から炊飯器を持ってくることをおすすめします。
②日本から持って行く
2つ目の方法は、現在日本で使用している炊飯器をインドネシアに持って行く方法です。
もちろん日本ではこだわって炊飯器を選ばれている方が多いと思うので、それがそのままインドネシアでも使えたら嬉しいですよね!
ただし、日本の炊飯器を海外で使う場合には1つだけ注意点があります。
それは変圧器を使わなければいけないということです。
日本の家電は海外で使用することを想定していないので、基本的に日本の電圧100Vに対応して作られています。
ところが、インドネシアの電圧は日本の電圧とは異なる220Vです。
もし100Vにしか対応していない炊飯器をそのままインドネシアの電圧220Vに繋げば、炊飯器が故障するだけでなく発火の原因になることもあります。
変圧器は海外の高い電圧を100Vに変換し、海外でも日本の製品が安全に使えるようにするための役割を果たしています。
もちろん電圧の対応している国同士であればそのまま使用することが可能ですが、残念ながら日本ほど電圧の低い国は他に北朝鮮しかありません。
そして、変圧器を選ぶ際は炊飯器の消費電力をカバーできるものを選ばなくてはいけません。
また、炊飯器のような熱器具(熱を発する製品)は、消費電力の2~3倍の容量を持つ変圧器が必要です。
炊飯器の消費電力はサイズや仕様にもよりますが、5合炊きのIH炊飯器でだいたい1200W前後です。
そうすると、1200W×2~3=2400~3600Wの容量を持つ変圧器が必要ということになります。
こちらが3000Wまで使える変圧器なのですが、価格・サイズともにかなり大きいです。
価格は4万2千円で、それならインドネシアで安めの日本製炊飯器が買えてしまいます。
また、次の項目で紹介する海外対応炊飯器にも4万円前後で買えるものがあります。
炊飯器によって消費電力は異なるのでもう少し小さな変圧器でも足りる方もいると思いますが、あまりに消費電力が大きい場合は日本から持って行く以外の方法を考えるのも良いかもしれません。
下記の記事を参考に、一度お持ちの炊飯器の消費電力をチェックしてみて下さい。
③日本の海外対応炊飯器を使う
最後が、日本の製品だけれども海外で使える仕様になっている炊飯器を使う方法です。
これは①と②の方法のいいとこどりという感じになります。
製品自体は日本クオリティで、電圧は海外の電圧に対応しているので変圧器を用意する必要はありません。
このパターンで注意しなければいけないことは、これらの炊飯器は逆に日本では使用できないということです。
インドネシアの電圧に対応している炊飯器をいくつか紹介します。
\1・2人暮らしにちょうどいいサイズ!/
5.5、10合炊きの多い海外対応炊飯器ですが、こちらは3合炊きの炊飯器で1人暮らしや夫婦で渡航される方にはちょうど良いサイズです。
また、白米/炊き込み/白米急速/すしめし/おかゆ/玄米/無洗米の7つの炊き方に対応しています!
IH炊飯器もピックアップしてみました。
\3万円台/
\4万円台/
どちらの炊飯器も海外で使用できる保証書付きなのですが、インドネシアは対象外でした。
他にも調べましたが、どうやらインドネシアで有効な保証書のついた炊飯器はないようです。
インドネシアに渡航する場合で海外対応炊飯器を購入しようと考えている方は、あまり高価なものを買うのは避けた方が良さそうです。
最後はインドネシアに置いていく、壊れてもしょうがないと思えるものを持って行きましょう!
その他の方法
土鍋を使う
日本から炊飯器を持って行くにしても、海外対応炊飯器を購入するにしても数万円はかかってしまいます。
もっと費用を安く抑えたいという方には土鍋もおすすめです!
5,000円以内で購入できる土鍋もたくさんあり、高くてもほとんどの製品が1万円以内で購入できます。
1つ目のおすすめは、こちらのフタがガラスの土鍋です。
\初心者向け!/
中をのぞくことができるので初心者には使いやすいです。
また、笛のような音で沸騰のタイミングを教えてくれます。
更に、土鍋の内側には水量の目安となる線が引かれています。
もう少し土鍋感が欲しいという方には、こちらもおすすめです。
\初心者向け&デザイン性あり!/
こちらの土鍋も火加減の調節が必要ないという初心者向けの商品です。
また、水量の目安線も引かれています。
電子レンジ炊飯器
1人暮らしで忙しい駐在員の方には、1人分のご飯を手軽に炊ける電子レンジ炊飯器もおすすめです。
1人暮らしで炊飯器を使うと残った分は包んで冷凍する手間がありますし、おかまや中蓋、しゃもじなど大きな洗いものが出てしまいます。
電子レンジ炊飯器なら時間や手間はもちろん電気代の節約にもなります!
おすすめはハリオの耐熱ガラス製の電子レンジ炊飯器です。
\ご飯以外の料理も作れる!/
電子レンジ炊飯器はプラスチック製のものが多いですが、個人的にプラスチックをレンジにかけるのがあまり好きではなく、こちらのガラス製のものを選びました。
この製品はご飯以外の料理も電子レンジで作ることができます!
まとめ
それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。
お米へのこだわりやお持ちの炊飯器の種類によっても選択肢は変わってきそうなので、一概にどの方法が良いとは言えません。
この記事を参考にいろいろと調べながらよい方法を見つけてみて下さい!
また、現地で困ることのないように変圧器・変換プラグに関する下記の記事もチェックしておきましょう!