こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
この記事では、トムキャットが家の中に侵入するのを防ぐための対策を紹介します。
トムキャットは、日本ではハネカクシ(アオバアリガタハネカクシ)と呼ばれる、体液に毒を持つ毒虫です。
インドネシアの家は隙間が多い上に網戸がないことが多いので家の中にも侵入してきます。
トムキャット
トムキャットは、黒とオレンジ模様の羽アリのような小さな虫です。
体長は、1㎝くらいです。
実物はとても鮮やかなオレンジ色で危ない感じが見てわかります。
発生する時期
インドネシアでは、年中発生している虫です。
日本では6~8月くらいの温かく湿気の多い時期によく見られるようです。
インドネシアでも雨期の時期に多く見られる気がします。
日中はあまり目にしませんが、電気に集る習性があるのか暗くなると現れ始めます。
被害
体液に毒を持っており、払い落としたり潰したりする時に体液が皮膚につくと数時間から半日後くらいに水ぶくれができ火傷の傷のようになります。
体験談
水ぶくれはしぶとく、治ったと思ってもぶり返すことがある。
水ぶくれは、火傷の傷のようになり消えるまでに時間がかかる。
治りかけはとてもかゆい。
触れた可能性がある場合
トムキャットに触れた可能性がある場合、触れたであろう場所をすぐに水で洗い流しましょう。
体験談
夫が頭に違和感を感じつまみ取ったところなんとトムキャットだったという事件がありました。
この時は、触れたことが分かっていたのですぐに洗い流すことができました。
すぐに洗い流したところ症状はでなかったので、ある程度効果があると思います。
見つけたら
トムキャットを見つけたら、皮膚に体液が付かないようにティッシュなどで潰すか逃がしましょう。
終わった後は念のため手を洗うようにしてください。
体液が目に入ると失明する可能性があるというような情報も見たことがあり、危険です。
トムキャットは結構しぶとくて、ちょっと潰しただけでは死にません。
ティッシュをめくってみるとまだ動いているということがよくあるので注意して潰しましょう。
家への侵入を防ぐ対策
3つの対策
家の中にトムキャットが侵入するのを防ぐ3つの対策がこちらです。
- 暗くなり始めたらカーテンを閉める
- ベランダの電気をふさぐ
- 蚊取り線香をたく
暗くなり始めたらカーテンを閉める
トムキャットに限らず電気に集まってくる虫が多いので、暗くなりはじめて部屋の電気をつける頃にはカーテンを閉めましょう。
一度集まってきてしまうと、インドネシアの家は隙間だらけなので家の中に侵入してきてしまいます。
ベランダの電気をふさぐ
部屋の電気が漏れるのを防ぐためにせっかくカーテンを閉めても、ベランダに電気があるとそこに虫は集まってきてしまいます。
マンションの場合、ベランダの電気は一括管理されていることが多く部屋単位でつけたり消したりすることができません。
ですので、電気にテープやかぶせ物をして光が漏れないようにするのがおすすめです。
マンションに手を加えないといけないのでこの対策をするのが難しいという方もいるかもしれませんが、個人的には1番効果のある対策だと思います。
以前は一晩で10匹以上現れる日もありましたが、この対策をしてから我が家ではトムキャットが現れることはほとんどなくなりました!
暗くなって電気を付けた後にカーテンを開けっ放しにしていても虫が寄ってくることもなくなりました。
ほとんどがベランダの電気に集まってきていた虫だったのだと思います。
蚊取り線香をたく
上記2つの対策でもまだトムキャットの侵入を防げない場合は、蚊取り線香を使ってみるのもおすすめです。
蚊取り線香は、コンビニやスーパーで購入できます。
写真のものだと1箱Rp.4.000で、10回分の蚊取り線香と蚊取り線香を立てるための金属も入っています。
その他
インドネシアでは珍しいですが、網戸のあるマンションも最近では増えてきているようです。
これからお部屋探しをされる方や引っ越しを検討されている方は網戸のチェックをお忘れなく!
まとめ
あまり虫には動じない私ですが、トムキャットには警戒しています。
トムキャットの傷は治りにくく、特に女性は顔なんかに傷ができてしまったらたまったものではありません。
インドネシアの家の構造上完全にトムキャットの侵入を防ぐのは難しいですが、かなり効果はあるのでぜひできる対策を試してみてください!