こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
この記事では、インドネシア滞在中に気を付けたい11のことを項目別に解説しています。
温厚なひとが多いインドネシアですが、やはり海外であることを忘れてはいけません。
どんな危険があるのかを知って自分の身を守り、楽しい滞在にしましょう!
犯罪
インドネシアの治安は、近年改善されてきてはいるものの日本と比べるとやはり安全とは言えません。
スリやひったくり、薬物の犯罪なども発生しています。
また、テロや暴動が起こる可能性があることも頭に入れて行動しましょう。
- 夜は出歩かないようにする。
- 犯罪に巻き込まれそうな場所や行動は避ける。
- 万が一囲まれた場合は金銭目的のことが多く、おとなしくお金を渡す。
パスポート
インドネシアでは、外国人にはパスポートを持ち歩くことが義務付けられています。
また、パスポートは原本でなければいけません。
警察官に提示を求められることがあり、タチの悪い警察官だと罰金という名の小遣い稼ぎをしているひともいます。
まじめな警察官だっだとしても、めんどうなことになるとやっかいなのでパスポートは常に携帯しておきましょう。
※インドネシアでは、スリやひったくりなどの犯罪があるので念のためコピーを取っておくと安心です。
食事
水道水を口にしない
インドネシアの水道水は、飲むことができません。
現地人でも水道水は飲めないと言うほどで、多くのひとがミネラルウォーターを購入しています。
口にすると、腹痛や下痢を起こすだけでなく病気に感染することもあり、せっかくの滞在を楽しめなくなってしまいます。
歯磨きやうがいはミネラルウォーターを使用し、お風呂もできるだけ目や口に水が入らないように注意しましょう。
※水だけでなく、食べ物などの口に入るものには注意が必要です。
氷・生ものに注意
レストランでは、氷や生ものには注意が必要です。
煮沸した水道水で氷が作られていたり、野菜が洗われている可能性があります。
「煮沸してあるなら安全じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、煮沸しても死滅しない細菌や汚れがあります。
水道水の細菌や汚れを完全に取り除くには少し手間のかかる作業が必要になるのですが、インドネシアでそれが行われているとは到底思えません。
ホテルやモール内のレストラン、外国人が利用するある程度清潔なレストラン、チェーン店であれば基本的に安全です。
お店選びに気を付ければ普通に食事をしても特にお腹を壊すことはないので、あまり心配しすぎる必要はありません。
- 氷を抜いてもらうか冷たい飲み物は注文しない。
- 生ものや傷んでいるものは口にしない。
屋台の食べ物に注意
インドネシアには、現地人が利用する屋台がたくさんあります。
屋台は水に気を使っていないお店が多く、お腹を壊す可能性が高いです。
現地感のあるお店に魅力を感じますが、衛生面的には不安を感じる光景もよく目にします。
あまり虫などを気にしないところがあるので、料理や調理器具に虫がとまっているようなことが多々あります。
店内もあまり清掃されていない感じがあります。
現地料理を食べてみたいという方は、安心して食事ができそうなお店を選ぶようにしましょう。
カットフルーツは買わない
スーパーでは、いろいろなカットフルーツが売られています。
基本は、店内でカットしてパック詰めしています。
カットする手間が省けるので便利なのですが、スーパーの衛生環境や使われている水に問題がある場合があるので皮のついた状態のものを買って自分でカットすると安心です。
病気
動物には近寄らない
インドネシアには、野良犬や野良猫がいます。
数としては、野良犬はそんなに多くありませんが野良猫はたくさんいます。
日本ではあまり警戒することなくかわいいとつい触ってしまいがちですが、インドネシアの動物は狂犬病を含む感染症に感染している可能性があります。
狂犬病は、狂騒時と麻痺時がありおとなしいからといって感染していないとは言い切れません。
どんなウイルスを持っているかわからないので、動物にはむやみに手を出さないのが無難です。
※もしも噛まれたりひっかかれたりした場合は、すぐに病院を受診しましょう。
蚊の対策
インドネシアでは、デング熱に感染するひとが多いです。
他にも、マラリアやジカ熱などの蚊が媒介する病気にかかる可能性があります。
蚊に刺されないように対策することが大切です。
- 長袖の羽織ものや虫よけスプレーを用意しておきましょう。
トムキャットにも注意
トムキャットは、黒とオレンジ模様の羽ありのような小さな虫です。
体液に毒を持っており、払い落としたり潰したりした時に体液が皮膚につくと数時間から半日後くらいに水ぶくれができ火傷の傷のようになります。
宗教
インドネシアでは、左手は不浄の手とされています。
これは、トイレ事情が関係しています。
旅行でもお金の受け渡しがありますし、仕事となればインドネシア人と握手をする機会もあるかもしれません。
あまり意識のない日本人や左利きの方にとっては、うっかりということもあると思いますがインドネシアでは右手を使用する意識を持っておきましょう。
間違えて左手を使ってしまっても嫌な顔をされるというようなことはあまりないと思いますが、宗教やその国に対して敬意を払うという意味でもその土地のマナーに合わせましょう。
交通
渋滞
インドネシアは、渋滞が酷いので時間に余裕を持って行動しましょう。
酷いでは済まされないような渋滞もあり、大切な用事がある場合はかなり余裕を持って行動されることをおすすめします。
通常1時間くらいの距離に数時間かかったという話も何度か聞いたことがあります。
車優先社会
日本は歩行者優先なので、渡ろうと思って待っていれば車が止まってくれると思います。
インドネシアでは、車やバイクは止まってくれません。
渡ろうとしている時に車やバイクがくるとクラクションを鳴らされて止まらされり、渡っている途中でも近づいてくるとクラクションを鳴らされます。
クラクションは日本だと警告という感じであまりいいイメージではないと思いますが、インドネシアでは「プッ」と軽く鳴らし「通るよ」「危ないよ」という感じです。
鳴らされても腹を立てずに「あっ、きたな」くらいに思ってください。
そして、タイミングを見計らって渡ります。
ついでに!
日焼け止めは必須!!
インドネシアの晴れた日の日差しはとても強いです。
日焼け止めは日本製のものも一応購入できますが、肌につけるものなのでお気に入りのものがある方や肌の弱い方は日本から持参しましょう。
まとめ
インドネシア人は温厚で親切なひとが多く、私自身今のところ怖い思いをしたことはありません。
あまり過剰に不安になるとせっかくの滞在が楽しめなくなってしまうので、夜は出歩かない、裏路地には入らないなど最低限のことに気を付けながらインドネシアでの滞在を存分に楽しみましょう!