こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
ジャカルタから気軽に行くことができるビーチリゾート「プトゥリ島」を紹介します。
プトゥリ島では、透明度の高いきれいな海を満喫することができます。
ジャカルタの騒音や汚い空気から離れリラックスして過ごすことができるので、ジャカルタ近郊にお住まいの方にはぜひ一度訪れることをおすすめしたいビーチリゾートの1つです。
【1泊2日】プトゥリ島滞在記録では、プトゥリ島滞在中の私たちの行動を紹介しているので、ぜひそちらも読んでみて下さい!
プトゥリ島基本情報
プロウスリブの1つ
プトゥリ島は、ジャカルタのアンチョール港から高速船を使って行くことができる島々「プロウスリブ」の1つです。
プトゥリ島までの所要時間は90分で、プロウスリブの中でもパンタラ島やセパ島に並ぶ人気の島です。
- プロウスリブの中でも設備が整っている。
- 他の島に比べて無料アクティビティが充実している。
プロウスリブとは?
プロウスリブは、ジャカルタの北の海に浮かぶ島々の総称です。
インドネシア語で「pulau seribu(プロウスリブ)」と言い、日本語に訳すと「1000の島」という意味になります。
有人、無人含め、無数の島があることからこのように名付けられました。
実際の島の数は120島ほどで、その中でも有人の島は10島ほどしかありません。
プロウスリブは過去にモルディブを目指して開発がすすめられ、現在のようなビーチリゾートとなりました。
開発がすすめられたのは10~20年ほど前なので少し老朽化も見られますが、現在でも外国人観光客だけでなくインドネシア人観光客も多い、人気の観光地です。
プロウスリブの島々は、高速船で近い島なら30分、1番遠い島でも2時間で行くことができます。
1泊2日や日帰り(島による)ツアーがあり、週末旅行にもピッタリです。
日常生活から離れ、透明度の高い海や豊かな自然、ゆったりと過ぎる時間を思う存分楽しむことができる場所です。
- パンタラ島(旧JAL島):約120分
- セパ島:約90分
- マチャン島:約90分
- コトック島:約60分
- アニエール島:約30分
- プランギ島:約90分
旅行の予約方法
プトゥリ島旅行を取り扱う旅行会社
プトゥリ島旅行は、いくつかの旅行会社を通して予約することができます。
※日帰りツアーは、滞在時間が4時間ほどしかないため島を満喫する余裕がなく、移動時間の多い旅行になってしまうので個人的にはあまりおすすめしません。
旅費(パンダバスで予約)
今回、私たちはパンダバスで予約をしたのでその時の費用を紹介します。
さっそくですが、今回の旅費の合計金額がこちらです。
Rp.4.600.000(約35.000円)/大人2名
1人当たり約17.000円
そして、これには下記の費用が含まれています。
- 往復の高速船
- 高速船内で配布されるミネラルウォーター
- ウェルカムドリンク
- 宿泊施設
- 食事(4食)
- サンセットクルーズ
- ミニ水族館
- グラスボトムボート
- プール
日本語対応している旅行会社の方が安心ではありますが、ローカルの旅行会社で予約するより、やはり少し高くはついてしまいます。
プトゥリ島へ行く場合は、日系の旅行会社・ローカルの旅行会社のどちらから予約しても内容は同じだと思います。(別の島へ行く時に一度ローカルの旅行会社を利用しましたが、対応はしっかりしていて良かったです。)
もし、ローカルの旅行会社で予約をする場合は、念のため事前に細かく内容を確認しましょう。
(島によっては日本人向けでない内容のツアーもあります。)
自信のない場合は、ひとまず日系の旅行会社を利用するのがおすすめです。
※アンチョール港に入場する際に別途、Rp.25K/名、自家用車の場合Rp.25K/台が必要です。
高速船
今回乗船した高速船がこちらです。
1階建ての船で計90席ほどの座席がありました。
そして、各座席にはライフジャケットが用意されていました。
つけていない人も多かったですし、つけるようにというアナウンスもありませんでした。
船内はエアコンがなく、海水が入り込んでくるため窓もほとんど開けることができないので蒸し暑く、ライフジャケットをつけるのは少し辛かったです。
船内ではこちらのお水が配られました。(行きのみ)
途中、場所によっては船が激しく揺れるところもあります。
船酔いが心配な方は念のため酔い止めを持参した方が良いかもしれません。
私は乗り物酔いには強い方なので酔うことはありませんでしたが、他にも酔っているような様子の方はいませんでした。
島の様子
島内
島は歩いて15分くらいで1周することができるほどの大きさです。
コテージが海に面して建てられていて、その周りを海に沿って歩くことができます。
海
海は透明度がとても高く、浅瀬では目視で海の底や魚を見ることができます。
そして、浅瀬のライトグリーンと深いところのネイビーブルーのコントラストもとってもきれいです。
方向によって様々な海の様子を見ることができるので海を見ながら島を1周するのがおすすめです!
水温は最初冷たく感じますが、慣れるとずっと泳いでいられます。
シュノーケリングやダイビングをすることもできますが、陸から20メートルほどは大人なら足がつく浅瀬が広がっておりそこなら泳ぎが苦手な方も海を楽しむことができます。
ただ、少し残念なのはプトゥリ島には砂浜がほとんどないことです。
干潮になると少し現れますが、砂を触って遊んだり砂浜を歩けるような量はありません。
生き物
オオトカゲ
島にはオオトカゲがいます。
想像以上に大きくて、舌を出したり、ひっこめたりしながら、ズリズリ音を立てて歩いていました。
島で飼われているので人を襲うことはないそうですが、近づきすぎるのは要注意です!
コウモリ
木の上から鳴き声がするなと思って見上げると、大きなコウモリがとまっていました。
コウモリたちは、夕方になると大きな鳴き声を上げながら飛び回っていました。
飛ぶスピードが速いのでなかなかうまく写真に収めることができませんでしたが、そのサイズはカラスほどで、頭の上を飛んでいくと翼の音が聞こえてきました。
少し怖かったですが、インドネシアの自然の生命力を感じることができました。
蚊がいる
島にはたくさん蚊がいるという情報があったので、虫よけアイテムを持っていきました。
日中は日があたるところには全く蚊はいなかったので、心配なく遊ぶことができました。
ただ、コテージの裏側の木々が生い茂った道を歩いた時にはすごい数の蚊が寄ってきたので注意が必要です。
お部屋に入ったらすぐにベープをたいておくと、夜快適に過ごすことができます!
\コードレスだからどこでも使える!/
ショップ
島には小さなショップがあります。
大したものはありませんでしたが、歯磨き粉や石鹸、生理用ナプキンがあったので緊急の時は行ってみて下さい。
他には、カップ麺やアイスなどの食べ物やドリンクが数種類ありました。
因みに、お酒は缶のビンタンだけでした。
自身で持ち込む日本人も多いですが、重たいのでこだわりがなければ島で買うのも良いかもしれません。
営業時間はあるものの基本人がいないみたいなので、利用したい時はフロントのスタッフに声を掛けてみて下さい。
コテージ
チェックイン
島についたらまずは正面にあるフロントでチェックインの手続きを行います。
フロントにはウェルカムドリンクが用意されていました。
通常、入室は14時からなのですが、今回はすぐに鍵を受け取ることができました。
ネットで見ると他にも同じような方がいたので、前日に未使用の部屋がある時はそのような対応になるのかもしれません。
すぐに入室できない場合の荷物の預かりについては今回は確認することができませんでしたが、すぐに入室できると荷物の心配もしなくてよいですし、着替えなどもスムーズに行うことができるので嬉しいですよね。
ただ、こればかりは運なのでなんとも言えません・・・
お部屋のタイプ
島には宿泊施設が1つしかないので、みんな同じ宿泊施設に宿泊します。
お部屋のタイプは全てコテージです。
今回はこちらのお部屋でした。
各部屋の前にシャワーが設置されているので、お部屋に入る前に砂のついた足や体を流せるのが嬉しいです。
そして、コテージは海に面して建てられているので、室内からもこんなに素敵な景色を見ることができます!
島には2つだけ水上コテージもありました。
私たちの予約時には特にそのような案内は無かったので、希望される方は旅行会社へ問い合わせてみて下さい。
- チェックイン/14:00
- チェックアウト/12:00
室内の様子は下記の記事をご覧下さい!
設備
室内は清潔で設備も充実していました。
- 冷蔵庫
- 水洗トイレ(トイレットペーパーあり)
- エアコン
- シャワー
- 洗面台
- ドライヤー
- ケトル
- テレビ
- 金庫
- クローゼット
シャワーは「時間はかかるがお湯がでる」という情報をネットで見ましたが、私たちが行った時は待っても待ってもお湯がでることはありませんでした・・・
雨期ということもあったと思いますが、プトゥリ島は日差しは強いものの、風が吹いたり日が暮れると肌寒く感じるような気温なので、水シャワーはかなり寒かったです。
因みに、シャワーや水道の水はどうやら海水のようでした。
アメニティ
こちらがアメニティの写真です。
シャワーを浴びるためのアメニティは一通り揃っていますが、こだわりのある方はご自身のものを持参した方が良さそうです。
歯ブラシ・歯磨き粉の用意はないので忘れないように持参して下さい!
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- ハンドソープ
- ミネラルウォーター
- コーヒーや紅茶のパック
- バスタオル
食事
食事は1泊2日の場合、朝食1回、昼食2回、夕食1回の計4食付いてきます。
場所は水上レストランで、毎食ビュッフェ形式での食事でした。
料理は全てインドネシア料理ですが、個人的には味、内容ともに大満足でした。
4食ともメニューの内容が全部違って、フルーツも食べることができました。
食事の時間は毎食2時間確保されていて好きな時間に食べることができますが、途中から補充されなくなってしまう料理もあるので食事を楽しみたい方はスタートと同時に行くのがおすすめです!
アクティビティ
無料アクティビティ
1泊2日のプトゥリ島ツアーには下記の5つの無料アクティビティが付いています。
- サンセットクルーズ
- ミニ水族館
- グラスボトムボート
- プール
- ミニスライダー
サンセットクルーズ
近くの島々の周辺を回りながら約1時間ほどのクルーズでした。
ポイントにつくと船は少しの間停止します。
こちらの船でクルーズしましたが2階席は数が少ないので、良い席に座りたい方は少し早めに乗り場に行くことをおすすめします!
ミニ水族館
30メートルくらいの本当に小さな海中水族館ですが、日本の海では見られない魚たちを見ることができて面白いです。
グラスボトムボート
沖縄でよく見る船の底がガラス張りになっているタイプのボートを想像していましたが、想像よりもずっと立派なボートでした。
このように船の中に作られた座席に座って鑑賞するタイプで半潜水艦のような感覚です。
プール
こちらのプールにも自由に入ることができます。
目の前が海なのであえてプールに入っている人はいませんでしたが、きれいに清掃されているので抵抗なく入ることができます。
ミニスライダー
ミニスライダーも無料アクティビティの1つなのですが、滑り降りる先が流れついたゴミの溜まり場になっていました。
更に、すぐ近くに船が止められていて滑らせる気の無いような状態でした。
きれいにしたら楽しそうなのでちょっと残念でした・・・
有料アクティビティ
上記で紹介した無料アクティビティの他にもいくつかの有料アクティビティも楽しめます。
- ダイビング(制限あり)
- シュノーケリング
- ボートチャーター
- バナナボート
- カヌー
持って行った方が良いもの
持って行った方が良いと思うものをまとめました。
- 歯ブラシ・歯磨き粉(必須)
- 洗面用具
- 薄手の長袖
- 日焼け止め
- 虫よけアイテム
- 酔い止め
- サングラス
- ビーチサンダル
- ボウシ
- タオル類
\デング熱回避!/
感想
今回は、あまり内容を詰め込み過ぎず無料アクティビティを楽しみながらのんびりと過ごす予定でしたが、無料アクティビティに参加するだけでも結構忙しかったです。
島には宿泊施設しかないのでどう感じるかは人によると思いますが、私たちの場合は「まだ遊び足りない」「満喫したりない」「また行きたい!」という感想を持ちました。
次は泳ぐことを目的にしたり、何もせずにのんびりと過ごすことを目的にしたり、目的を変えてまた訪れたいと思います!
個人的には、ジャカルタ近郊にお住まいの方にはぜひ一度プトゥリ島を訪れて欲しいと思います!
ご家族やお友達がインドネシアに遊びに来た際に連れて行ってあげるのも良いかもしれません!
まとめ
素敵な景色を写真に残したいと思ってたくさん写真を撮りましたが、やっぱり目でみるものとは違いますね。
ぜひみなさんにもこの素敵な景色を自分の目で体験して欲しいなと思います!
旅行先に迷ったらプトゥリ島への旅行も検討してみて下さい!
このブログでは他にもジャカルタのおすすめ観光スポットをいくつか紹介しています!
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