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【ジョグジャカルタ】タマンサリ観光情報|行き方・入場料・見どころ

インドネシア・ジョグジャカルタ市内にある観光スポット「タマンサリ(Taman Sari)」への行き方や入場料・みどころなどの観光情報を紹介します。

タマンサリと言えば3つのプールを持つ「Pasiraman Umbul Binangun」という建物が有名ですが、実は周辺には他にもいくつかの建造物があります。

この記事では、それぞれの説明とともにみどころを紹介しているので、回るときの参考にしてみてください。

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タマンサリについて

タマンサリは、ジョグジャカルタ王宮のすぐ近くにある離宮の跡です。

ハムンク・ブウォノ1世(Hamengku Buwono Ⅰ)によって1758年に建設が開始されました。

水源の上に建設されたタマンサリには、中央に建物を持つ「segaran」と呼ばれる2つの人工池がありました。

そのうちの1つの建物「Pulo Kenanga」は、現在も残っています。

別名「水の宮殿」とも呼ばれますが、これは高い位置に作られた「Pulo Kenanga」を遠くから見ると水の中に浮かんでいるように見えたことに由来するそうです。

全体は、10ヘクタール以上の広さを持ち、建物・プール・吊り橋・水路・人工池・モスク・地下廊下などを含む57の施設があったそうです。

タマンサリは、王様の休息場所として使われていた他に宗教活動の場や有事に備えた機能も持っていたと言われています。

しかし、ハムンク・ブウォノ6世(Hamengku Buwono Ⅵ)の時代、1867年に起きた大地震によって建物のほとんどが崩壊しました。

その後、放置されていたがれきを利用して多くの住人が住居を作り、現在は住宅街の中にいくつかの建物の跡が残った形になっています。

実際に訪れてもイメージすることは難しいですが、もともとは上の画像のような姿をしていたそうです。

参考サイト Tamansari

参考サイト Bangunan-Bangunan Tamansari

場所

場所は、ジョグジャカルタ王宮から徒歩10分くらいのところです。

名称 タマンサリ(Taman Sari)
住所 Patehan, Kecamatan Kraton, Kota Yogyakarta, Daerah Istimewa Yogyakarta 55133
営業時間 9:00~15:00
定休日 なし
電話 (0293)788266

行き方

ジョグジャカルタまで

インドネシア国内から

ジョグジャカルタまでは、国内からの旅行であれば飛行機・電車で訪れることができます。

飛行機の場合はジャカルタ・バリ島から1時間ちょっと、電車の場合はジャカルタから8時間・チカランから7時間ほどです。

参考 KAIの長距離列車「KA Antar Kota」の乗車方法

行きは電車でジョグジャカルタまで行きましたが、エグゼクティブクラス(Rp 430.000/1名(チカラン→ジョグジャカルタ))なら7時間も全く苦痛にならなかったです!

インドネシア国外から

国外からの旅行の場合は、直行便は出ておらずジャカルタ・シンガポール・マレーシア経由で訪れることができます。

YIA(空港)→タマンサリ

ジョグジャカルタ国際空港から直接訪れる場合は、タクシー(Rp 280.000程度)を利用するのがおすすめです。

電車(Rp 50.000)でジョグジャカルタ市内まで出ることもできます。

市内では、タクシー、アンドン(馬車)、ベチャ(自転車またはバイクに座席が付いた乗り物)などで移動が可能です。

また、マリオボロ通りからであれば少し遠いですが徒歩でも訪問できます。

入場料

入場料は、下記の通りです。

外国人(大人) Rp 25.000
外国人(こども) Rp 20.000
国内(大人) Rp 15.000
国内(こども) Rp 10.000
※2歳以下は無料です。

KITASの提示で国内料金が適応になります。

タマンサリのみどころ

Gedhong Gapura Panggung

Gedhong Gapura Panggungは、入口を入って最初に目に入る建物です。

この建物のみどころは、まず階段の手すりに施された龍の装飾です。

これは、古代インドネシアで使われていたChandra Sengkalaというクロノグラムの方法で、ジャワ歴1684年を示す「Catur Naga Rasa Tunggal」という言葉を表現したものだそうです。

クロノグラムとは、特定の月日を文字に割り当て表示する方法である。

クロノグラム – Wikipedia

この場所以外にも、タマンサリの敷地にある建物の一部で同じ装飾が見られます。

Gedhong Gapura Panggungの裏側にある階段を上ると、小さいですが広場のようになっています。

ここでは、かつて王様がガムランを聞いたり、裏庭で行われたショーを鑑賞していたそうです。

因みに、かつて裏門として使われていた門が、現在観光用の入口として使われています。

Pasiraman Umbul Binangun

Pasiraman Umbul Binangunは、タマンサリの1番のみどころで、3つの水浴び用プールがあります。

この3つのプールは、北から順に「Umbul Kawitan」「Umbul Pamuncar」「Umbul Panguras」という名前で呼ばれ、それぞれ王様の娘たちの水浴び場、妻と側室の水浴び場、王様専用の水浴び場としての役割を持っていたそうです。

また、Umbul PamuncarとUmbul Pangurasの間にある塔には、王様のみが登ることが許されていたとのこと。

この建物には、王様の娘や妻たちの着替え場や休憩場所もあったそうです。

かつて王様が、高いところから水浴びする女性の中から夜をともにする相手を選んだという言い伝えもあります。

Gapura Agung

プールのあるエリアを入口とは反対側に抜けると正面に見える大きな壁が「Gapura Agung」です。

ここにも、Chandra Sengkalaでジャワ歴1691年を示す「Lajering sekar sinesep peksi」という言葉を表現した彫刻があります。

「Lajering sekar sinesep peksi」は、「Kuntum Bunga Dihisap Burung(鳥に吸われる花のつぼみ)」という意味で、壁には鳥と花が彫刻されているのがわかります。

Pasareyan Ledhoksari

Pasareyan Ledhoksariは、Gapura Agungを左手に曲がり、Gedong Carikというトンネルのような建物を抜けると現れる建物です。

王様の休憩場所として使われていたそうで、ベッドがあります。

建物には、ヨーロッパスタイルの装飾が施されています。

また、内部には水路と換気設備あり、自然の冷却技術が見て取れます。

Pasareyan Ledhoksariの南側にある建物は「Gapura Umbulsari」で、Pasiraman Umbulsari方面への入口として使われていたそうです。

この建物にもヨーロッパスタイルの装飾が多く見られます。

現在は、近隣住人の住居の一部となっているそうです。

Sumur Gumuling

Gapura Agungのすぐ右側にある細い道を進むと「Sumur Gumuling」を訪れることができます。

現在は、中に入ることができなくなってしまったので、外観を見ることしかできませんがモスクとしての機能を持っていたそうです。

かつては、人工池の中に浮かんでおり「Urung-Urung」と呼ばれる地下通路を通ってのみ訪れることができたそうです。

中には2つの階があり、mihrab(イスラム教徒が礼拝する方向「キブラ」を示すモスクの壁にあるくぼみ形のデザイン)としての役割を持つ滝がそれぞれの階に流れていたそうです。

建物の中心では、下へ続く4つの階段と2階へ続く1つの階段が1つに交わっています。

下の階にはお祈り前に体を清めるための小さいプールがあるそうです。

「Sumur Gumuling」「Pulo Kenangan」と同じ人工池にあった「Pulo Panembung」という建物は王様が瞑想するために使われていたと考えられています。

Pulo Kenangan

Pulo Kenanganは、Sumur Gumulingを東に進んだところにあります。

Pulo Cemetiという名前でも呼ばれます。

2階建ての建物だったそうですが、現在は天井・2階の床は抜け落ちてしまっています。

高い場所に作られており、王宮内にいる人を監視したり、敵が攻めてきた時の偵察にも使われていたそうです。

冒頭にも書きましたが、Pulo Kenanganもかつては人工池の中にあり、その様子を遠くから見ると水の中に浮かんでいるように見えたことからタマンサリが「水の宮殿」と呼ばれる由来になったそうです。

Urung-Urung

Urung-Urungは、人工池の下に作られた地下通路です。

船ではなく、徒歩で通行することができます。

地上からも換気のために作られた設備の一部を見ることができます。

周辺の観光地・ホテル

ジョグジャカルタ王宮

現在も王族が暮らす、ジョグジャカルタの王宮です。

一部を博物館として開放しています。

マリオボロ通り

ジョグジャカルタ駅の北側にある繁華街です。

現地の観光客も多く、1日中賑わっています。

プランバナン寺院群

ヒンドゥー教寺院と仏教寺院から成る遺跡群で、世界遺産に登録されています。

まとめ

行ってみると、思っていたよりも広くてみどころもたくさんありました。

すでにほとんどが住宅街になってしまっており、実際に現地に行っても当時の姿をイメージするのはなかなか難しいですが、少しでも事前に勉強しておけばもうちょっと楽しめたかな?と思っています(笑)

ぜひ「タマンサリのみどころ」を活用してみてください!