こんにちは、インドネシア在住のLiliです。
この記事では、ボゴールにあるGong(金属製の打楽器)工房「Gong Factory Bogor」を紹介します。
かなり年季の入った工房なので、ローカル好きの方にはおすすめですが、ローカルの雰囲気があまり得意でないという方はびっくりされるかもしれません。
\周辺情報もチェック!/
場所
場所は、ボゴール駅から南に車で10分ほど下ったところです。
名称 | Gong Factory Bogor |
住所 | Jl. Pancasan No.17, RT.02/RW.07, Pasar Jaya, Kec. Bogor Bar., Kota Bogor, Jawa Barat 16119 Indonesia |
電話 | 62 87 8777 17603 |
ローカルの住宅街にありますが、交通量の多い道しか通らないので外国人でも比較的訪れやすいです。
地図通りに行けば、問題なく工房に到着できました。
工房
工房の中は道路から見えないのでわかりにくいかもしれませんが、看板があります。
壁に描かれたこちらのロゴも道路から見えます。
工房は壁の後ろの空間にあり、そんなに広くはありません。
こちらが工房の入口で、ロゴから2~3m中に入ったところにあります。
中で作業をしていたおじいさんに声を掛けると、「入っていいよ」と入れてくれました。
工房の中は灰やスス、蜘蛛の巣などいろんなものが転がっていてかなり年季が入っています。
個人的には行ってよかったですが、人によっては汚いと感じると思います。
見学は無料ですが、親切に招き入れてくれて質問にも丁寧に答えてくれたので、私たちは気持ち程度にお金を渡しました。
Gong製作
見学者を募っている工房ではないので、製作のスケジュールは行ってみないとわかりません。
今回は、金属を溶かしてGongを作るための土台を作る工程を見学しました。
この時は、使わなくなった大型のGongの破片を材料として使っていました。
風を送り、途中で炭を追加しながら溶かしていきます。
こちらが風を送る機械だそうです。
次に、金属が溶けたら器ごと取り出して型に注いでいきます。
お手製のダンボール製ミトンがインドネシアらしくていいなと思いながら見ていました(笑)
型に注いですぐはまだ真っ赤です。
だいたい15分ほどで型から外せるくらいには冷えるそうです。
こちらが型から取り出したものですが、残念ながらまだただの鉄の塊・・・
この後、熱して打つを何度も繰り返してGongの形になっていくそうです。
色もその段階で黄色味がかった色に変わっていくそうです。
今回、作っていたのは25㎝サイズの小さなGongですが、打ち手3人が少しずつタイミングをずらしながら同時に打つそうです。
金づちを持たせてもらいましたが、想像の何倍も重かったです。
小さいGongを作るには合計5人、大きいGongを作るには合計8人の人が必要だそうで、今回は続きの工程を見ることはできませんでした。
最終的に出来上がる予定のGongがこちらです。
周辺の観光地・ホテル
Kebun Raya Bogor
東南アジア最大規模を誇る植物園です。
Lawang Suryakencana
ボゴールのチャイナタウンだそうですが、チャイナタウン感はそれほどなかったように感じます。
ここのKaki limaで食べた「Ketan Bakar」がとてもおいしかったです。
Kuntum Farmfield
Warung Bogor
チャイナタウンの近くにある雰囲気のよいインドネシア料理レストランです。
Soto Mie Agih
チャイナタウンを南の方へ下っていくと有名なソトミーのお店があります。
ー 人気ホテル ー
Royal Tulip Gunung Geulis Resort and Golf
車で約35分
Novotel Bogor Golf Resort and Convention Center
車で約25分
まとめ
見た目はかなり年季の入った工房ですが、職人の方と話してみるととても親切でした。
突然の訪問にも関わらず快く迎え入れてくれて、質問にも丁寧に答えてくれました。
興味のある方は、ぜひ訪れてみて下さい!