こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
この記事では、インドネシアのガス事情とガスボンベの交換方法を紹介します。
インドネシアのガス事情は日本とは異なり、安全性も低いです。
ですので、インドネシアのガス事情を知って正しくガスを使用しましょう。
また、ガスボンベやレギュレーターの品質が悪く、自分では防ぎようのないガス漏れが起きることもあるのでその対処方法も知っておきましょう。
インドネシアのガス事情
インドネシアは、ガス管が引かれておらずプロパンガスのように業者がガスボンベを設置してくれるというシステムもありません。
下記の写真のように、購入したガスボンベを直接ガスコンロに取り付けて使用します。
ガスボンベやレギュレーターの品質が悪く、よくガス漏れも起こします。
見ての通り見た目もボロボロです。
どなたかのブログで「戦時中の不発弾みたい」と表現されているのを見たことがありますが、本当にその表現がぴったりです。
驚くのが、上の写真のガスボンベはまだきれいな方だということ・・・
ガスの使用量とガス代
我が家では、上の写真の5.5kg/1缶のガスボンベを使用しています。
使用量
1缶/約3か月
主に夕食時の使用がメインで、使用頻度は毎日です。
ガス代
Rp.85.000(約680円)/缶
1か月あたりにすると220円くらいです。
ガスボンベの買い方
再利用方式
ガスボンベは、空のボンベと交換で購入します。
空のボンベを回収して、再利用するというシステムになっています。
お水のガロンボトルと同じ仕組みです。
ガスが切れると次の日まで買えないこともあってとても不便なので、小さいガスボンベを常備しておくか切れそうになったら交換してしまうのがおすすめです。
メーターが付いているものだとガスの残量を目で確認することができます。
店舗
マンションの場合は、マンション内にガス屋さんがあります。
マンション内で購入するとガス屋さんがお部屋まで運んでくれて、設置まで行ってくれるところもあるので助かります。
ない場合も町中のガス屋さんで購入することができます。
配達を行っている店舗もあるようなので一度確認してみてください。
自分で設置する
ガスボンベを自分で取り外しする場合の方法を紹介します。
取り外しは簡単で、レギュレーターのつまみをひねることで取り外しができます。
また、レギュレーターをつなげるとガスが通り、レギュレーターを外せばガスは止まります。
ものにもよると思いますが、取り付ける場合は「カチッ」と音がするまでつまみを閉めてください。
「シュッ」とガスが通った音がすれば取り付け完了です。
メーターの読み方は下記の通りです。
メーターの読み方
0=空
5=満タン
ゴムパッキンの劣化
レギュレーター接続部のゴムパッキンの劣化には注意してください。
ガス漏れの原因になります。
スーパーやホームセンター、コンビニなどでゴムパッキンを購入することができるので常備しておくと便利です。
ゴムパッキンの交換方法は下記の通りです。
- ドライバーなどの先の細いもので古いゴムパッキンを引っ掛けて取り出す。
- 新しいゴムパッキンをはめ込む。
- レギュレーターを取り付けて問題なければ完了。
ガス漏れした時の対処方法
インドネシアのガスボンベはよくガス漏れを起こすので、ガス漏れした時の対処方法も念のため知っておきましょう。
- 窓を開けて喚起する
- 火気厳禁
- 電化製品を使用しない
- 場合によってはセキュリティを呼ぶ
まとめ
ガスを自分で運んだり取り付けたりすることに慣れていない私たちはガスの扱いに少し恐怖心を感じますが、インドネシアで生活する上では避けて通ることができないので正しい方法を知って安全にガスを使用しましょう。