こんにちは、インドネシア在住のLili(yns121072020)です。
「どちらのほうが安いですか?」といったように比較表現を身につけると会話の幅が広がります。
仕事・旅行・生活のあらゆる場面で使える表現なので覚えると役立ちます。
この記事で学べること
私が使った教材+単語帳
比較級
「AはBより~である」
2つのものを比較して、どちらがより優れているかを表現する方法は
A lebih 形容詞 dari(pada) B
「AはBより形容詞の状態である」
「daripada」は「dari」と省略することが可能。
例1)
Baju ini lebih mahal daripada baju itu.
この服はあの服より高いです。
例2)
Ibu saya lebih kurus daripada saya.
私の母は私より痩せています。
「daripada」は文語、「dari」は口語で主に使われます。
「AはBよりはるかに~である」
2つのものを比較してどちらかがはるかに優れていることを表す時は、lebihの前に「遠い」という意味を持つ「jauh」を置きます。
A jauh lebih 形容詞 daripada B
「AはBよりはるかに形容詞の状態である」
例1)
Gunung Everest jauh lebih tinggi daripada gunung Fuji.
エベレストは富士山よりはるかに高いです。
例2)
Minuman Indonesia jauh lebih manis daripada minuman Jepang.
インドネシアの飲み物は日本の飲み物よりはるかに甘いです。
「AはBよりも~が劣っている」
2つのものを比較して、どちらがより劣っているかを表現する方法は
A kurang 形容詞 dibandingkan dengan B
A kurang 形容詞 daripada B
「AはBよりも形容詞の状態が劣っている」
例)
Saya kurang pintar dibandingkan dengan adik perempuan saya.
私は私の妹よりも頭がよくないです。
インドネシア語検定の問題に「A kurang 形容詞 dibandingkan dengan B」の形が出たことがある
比較を用いた疑問文
「どちら/どっちのほうが~ですか?」
「どちら/どっちのほうが~ですか?」という比較を用いた疑問文の表現方法は
Yang mana lebih 形容詞 , A atau B
「AとBは、どちらのほうがより形容詞の状態ですか?」
例1)
Yang mana lebih murah , ini atau itu.
これとそれは、どちらのほうが安いですか。
例2)
Yang mana lebih tinggi , Anda atau kakak laki-laki Anda.
あなたとあなたのお兄さんは、どちらのほうが背が高いですか。
比較を用いた命令文
「~したほうがよい」
「~したほうがよい」という比較を用いた命令文の表現方法は
lebih baik ~
「~したほうがよい」
文中に比較対象は出てきませんが、しないよりもしたほうがいいという比較になっています。
例1)
Lebih baik Anda belajar bahasa Indonesia.
あなたはインドネシア語を勉強したほうがよい。
例2)
Lebih baik kamu tidur.
君は寝たほうがよい。
最上級
「Aは最も~である」
最上級の表現方法は
A paling 形容詞
A ter形容詞
「Aは最も形容詞の状態である」
terは接頭辞なので、形容詞の頭にくっつけます。
tinggi → tertinggi
besar → terbesar
例1)
Dia paling gemuk di antara semua.
彼(彼女)はみんなの中で1番太っています。
例2)
Kamu terpintar di kelas.
君はクラスの中で1番頭が良いです。
同等の表現
「AとBは同じくらい~です」
同等の表現方法は
A sama 形容詞nya dengan B
A se形容詞 B
「AとBは同じくらいの形容詞の状態です」
例1)
Sepatu ini sama besarnya dengan sepatu itu.
この靴はあの靴と同じ大きさです。
例2)
Sepatu ini sebesar sepatu itu.
この靴はあの靴と同じくらい大きいです。
A sama 形容詞nya dengan B
「sama」を使う時は、形容詞に「接尾辞nya」をくっつけます。
接尾辞nyaにはさまざまな役割がありますが、ここでは形容詞を名詞化する役割を持っています。
形容詞「luas(広い)」 → 名詞「luasnya(広さ)」
形容詞「berat(重い)」 → 名詞「beratnya(重さ)」
A se形容詞 B
「接頭辞se」を形容詞にくっつけます。
接頭辞seにもさまざまな役割がありますが、ここでは「同じ」という意味で接頭辞seが使われています。
過度の表現
「~すぎる」
過度の表現方法は
terlalu 形容詞
ke形容詞an
「形容詞の状態すぎる」
接頭辞ke+接尾辞anを使う時は、それぞれを形容詞の前後にくっつけます。
panjang → kepanjangan
【パンジャン】 → 【クパンジャンガン】
読みもつなげて読むようになるので注意。
例1)
Harga tas ini terlalu mahal.
この鞄の値段は高すぎます。
例2)
Celana ini kepanjangan.
このズボンは長すぎます。
おすすめの教材・単語帳
実際に使っている教材と単語帳を紹介します。
教材を一通り読めば、インドネシア語文法の基礎はOK。
後は単語帳を繰り返し見て、たくさん単語を覚えたことでインドネシア語力がかなりアップしました。
教材
2冊構成でしっかりインドネシア語文法の基礎が学べる
インドネシア語の基礎文法がみっちり詰め込まれた1冊
カラーで読みやすい
単語帳
日常で使える単語がいっぱい
他にはない品詞付き辞書
インドネシア情報満載の一冊
まとめ
少し大変かもしれませんが、使用頻度の高いものから順番に覚えていきましょう。
形容詞を入れ替えればいろいろな文章が作れるので併せて形容詞もたくさん覚えたい。