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【ジャカルタ】インドネシアでいちばん古いコーヒー豆屋さん「Warung Tinggi」訪問レポ

こんにちは、インドネシア在住のLili(yns121072020)です。

西ジャカルタのインドネシアでいちばん古いコーヒー豆屋さん「Warung Tinggi」を紹介。

Cikiniにある「Bakoel Koffie」も「Warung Tinggi」が1999年にオープンしたカフェ。

参考 【ジャカルタ】150年の歴史を持つメンテンのコーヒーショップ「Bakoel Koffie」訪問レポ

カフェでもある程度は販売しているが、もしコーヒー豆が買いたいのであれば豆屋さんに行くのがおすすめ。

パッケージもしっかりしていて、お土産にも最適。

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場所

西ジャカルタ、コタ トゥアの南。

名称Warung Tinggi PD
住所Jl. Tangki Sekolah No.6 4, RT.4/RW.6, Mangga Besar, Kec. Taman Sari, Kota Jakarta Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 11180
営業時間7:00~17:00
定休日日曜日
電話02 1625 6843

Jl. Gajah Madaという大通りから少し住宅街に入ったところ。

門が閉まっていると分かりにくいが、黒い看板も出ている。

Warung Tinggiの歴史

約150年も続くお店ということで、「Warung Tinggi」の歴史も紹介。

現在の「Warung Tinggi」のもととなるお店は、1878年に中国人の商人によって設立されたそう。

2024年の執筆時から数えるとすでに146年。

2012年のものなので少し古いが、お店にも「Indonesia Living Legend Brands」というランキングに1位でランクインしている記録があった。

「Warung Tinggi」という名前は、政府によって中国語の名前の使用を禁止された際に変えられた名前だそう。

もともと日用品を提供するToko Kelontong、食事を提供するWarung Nasiとして営業していたが、ある日Bakul(竹で編んだインドネシアの伝統的なバスケット)で商品を運んでくる女性からコーヒー豆を買ったことをきっかけにコーヒービジネスが始まったとか。

このBakulを運ぶ女性の姿はWarung Tinggiのロゴにもなっている。

次第にWarung Tinggiのコーヒーは人気になり、副業だったコーヒービジネスが本業となったそう。

そして、「Tek Sun Ho Eerste Weltevredensche Koffiebranderij」というコーヒー焙煎所を設立。

その後、息子に経営を引き継ぎ、これまで薪で焙煎していた方法から回転式の焙煎機を使った方法に焙煎方法を変えた。

Tek Sun Hoのコーヒーの人気は他の国にも伝わり、1930年代には初めてオランダに輸出を行ったそう。

オランダと日本が緊張状態にあった際には営業を続けられない時期もあったみたいだが、日本の統治時代に営業を再開、1970年代には日本やオーストラリア・中東などにも輸出を行った。

1999年には、4代目がBakoel Koffieをオープン。

この名前も最初にコーヒー豆を紹介してくれたBakulの女性に敬意を払ってつけられたそう。

また、Bakoel Koffieでは新しいBakul女性のロゴが使われている。

3つの異なる文化の影響を受けてインドネシアで最古のコーヒーショップとなったことを表しているそう。

女性はジャワの伝統衣装を着てBakulを運ぶジャワ女性。

女性が身に着けているバティックのスカートは魚模様、これは中国の文化の影響を受けたもの。

Koffieという綴りはオランダ語、オランダ植民地時代はTek Sun Hoそしてコーヒーの黄金期の始まりであったことから来ているそう。

メニュー

Luwak・Excellence・Jantan・Betina・Rajabica・A.special・A. super・A. Extra・Robustaの9つがあり、それぞれ1キロ・500グラム・250グラムで購入可能。

値段は、パサールサンタの「Dunia Kopi」に比べると若干高め。

豆は豆のままでも挽いてもらうこともできる。

飲んでみた感想

今回は、おすすめと言われた「Rajabica」と酸味の少ない「Arabica Super」を購入。

立派なアルミの袋に入れてもらえるのでお土産にもぴったり。

豆は挽いてもらったが、帰って開けてみるとかなりの細挽きでほぼパウダー状。

ペーパードリップで淹れると、まあまあ濃い仕上がりに。

個人的には濃すぎるという印象。

挽いてもらう場合は、少し粗目に挽くことができるか聞いてみるのがおすすめ。

コーヒーには詳しくないが、ペーパードリップの場合グラニュー糖くらいの粗さ(最も馴染みのあるサイズ)が適しているそうです。

Bakoel Koffie

Bakoel Koffieは、ジャカルタのCikiniとタンゲランにも店舗がある。

下の記事では、Cikiniの店舗を紹介しています。

参考 【ジャカルタ】150年の歴史を持つメンテンのコーヒーショップ「Bakoel Koffie」訪問レポ

タンゲラン・ビンタロにある店舗は、「under the tree」のコンセプトでインドネシアの有名建築家の方が設計した建物だそう。

まとめ

日本人の間だとパサールサンタが人気だが、コーヒーがお好きな方やお土産用のコーヒーをお探しの方はぜひ「Warung Tinggi」のコーヒー豆も試してみて。

Bakoel Koffieもとっても素敵なカフェなのでおすすめ。

参考 【ジャカルタ】150年の歴史を持つメンテンのコーヒーショップ「Bakoel Koffie」訪問レポ

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