こんにちは、インドネシア駐妻のLili(yns121072020)です。
この記事では、インドネシアの現地スーパーでのお買い物の様子を紹介したいと思います。
インドネシアの現地スーパーは量り売りが基本です。
私はあまり量り売りに馴染みがなく、最初の頃は計ってもらうのを忘れてレジの店員さんに「計ってないよ」と言われることがよくありました。
現地スーパーは日系スーパーより安い商品も多いので、うまく併用してみてください!
どこの現地スーパーに行く?
私は「FARMERS MARKET」をよく利用しています。
日本人駐在員の方にもよく遭遇します。
ジャカルタにお住まいの方は、下記のスーパーの方がお馴染みかもしれません。
- グランドラッキー
- Ranch Market
- The FoodHall
- Kem Chicks
- 品揃えが豊富
- 割と品質が良い
- 日本人も多く利用している
- 日系スーパーより安い
- 日本の調味料などの取り扱いがある
FARMERS MARKETでは、日本のスーパーと同じように生鮮食品から日用品まで取り扱われています。
インドネシアでは品質が良くないことはよくあることです。
特に、食品の品質は気になるところだと思いますが、FARMERS MARKETは日本人でも割と安心して購入できる品質です。
とはいえ、虫がついていたり、虫食いしていたり、傷んでいるものが陳列されていることもあるのでしっかり確認してから購入しましょう!
日本ではないのである程度は割り切ることも大切です。
FARMERS MARKETコーナー紹介
野菜・フルーツコーナー
野菜やフルーツの種類は日系スーパーのパパイヤよりも品揃えが良いです。
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私もだいたいの野菜やフルーツはここで購入していますが、レタスだけはパパイヤで買うようにしています。(傷んでいる気がするので・・・)
同じく生で食べる、キャベツやキュウリ・大根はここで買ったものを食べています。
お肉コーナー
お肉の種類は「牛肉」「鶏肉」「豚肉」と全て揃っています。
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いろいろな部位やミンチまであります。
大きなお肉や骨付きのお肉の場合、お願いすれば切ってもらうこともできます。
インドネシア人はイスラム教徒が9割
イスラム教では豚は不浄な動物とされており、イスラム教徒は豚肉を食べません。
なので、豚肉のコーナーは他のお肉とは離れた位置に設置されていることが多いです。
ただ、私たちが買う分には問題ありませんし店員さんもちゃんと対応してくれるので大丈夫です。
鮮魚コーナー
鮮魚コーナーは、魚、イカ、エビ、カニなど日本のスーパーと同じような品揃えです。
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ただ、鮮魚系を現地スーパーで買うのはあまりおすすめしません。
特に魚に関してはにおいがかなりきついですし、だいぶ傷んでいます。
その他食品コーナー
たいていの商品はいくつかのメーカーが揃えられていて、買えないものはほとんどないです。
インドネシア産のものだけでなく輸入品も取り扱われているので、選択肢も多いです。
もちろん、お菓子やジュースの種類もたくさんあります。
日本・韓国コーナー
日本・韓国からの輸入品コーナーがあります。
日本のコーナーはそんなに大きくないですが、調味料や日本茶、うどんやそうめん、ちょっとしたお菓子なんかがあります。
だた輸入なので値段がどうしても高くなってしまうようで、日本の2・3倍の値段はします。
※コーナーのない店舗もあります。
日用品コーナー
日用品もかなり種類がたくさんあります。
石鹸だとビオレ、オムツだとメリーズなど、日本のブランドの商品の取り扱いもあります。
量り売り
私と同じように量り売りに馴染みのない日本人の方は多いと思うので、量り売りでの購入方法を紹介したいと思います。
- 野菜・フルーツコーナー
- お肉コーナー
- 鮮魚コーナー
野菜・フルーツコーナー
「野菜・フルーツコーナー」では、自分で商品を取って店員さんのところに持って行き、重さを計ってバーコードを付けてもらいます。
コーナーにビニール袋が設置されているので、小さなもの(じゃがいも、トマト、レモン、みかんなど)は種類ごとに袋に入れます。
おおきなものや入れなくても大丈夫そうなものはそのままでOKです。
※野菜はすでにバーコードが付いているものも多く、計ってもらうのは値段のついていないものだけで大丈夫です。
お肉コーナー
「お肉コーナー」では、カウンターの店員さんにどのお肉がどれくらい欲しいかを伝えて取ってもらいます。
簡単な数字と単位はインドネシア語で覚えておきましょう。
- gram(グラム):グラム
- kilogram(キログラム):キログラム
- ~potong(ポトン):~切れ
鮮魚コーナー
「鮮魚コーナー」では、袋とトングが設置されているエビやイカなどは自分ですきな量を取って、店員さんに重さを計ってもらいます。
氷の上に並べられたお魚は店員さんに声を掛ければよいと思います。
値段が知りたい時は?
インドネシアの値段表記はグラムあたりの表記なのでぱっと見で値段がわからない商品もあります。
いくらか知りたい時は店員さんにたずねると計って教えてくれます。
インドネシア語で値段を尋ねる時は「Berapa?(ブラパ)」と聞きます。
たまに思っていたよりも高かったのか値段がついたものが棚に戻されていることもあるので、もし買いたくない時はそっと棚に戻せばOK(笑)
「Tidak jadi(やめる)」と言って店員さんに手渡すとより親切です!
現地スーパーで買い物する時の注意点
現地スーパーで買い物する時に注意する場面は次の3つです。
- 野菜類を買う時
- 卵を買う時
- 飲み物を買う時
では、それぞれ注意する点を見ていきましょう。
野菜類を買う時
「虫がついていないか」と「傷んでいないか」をしっかり確認しましょう。
いざ料理しようとしたら虫が大量にくっついていたり、虫食いがひどくて食べるところがほとんどないなんてこともあります。
あとは、腐りかけていても普通に陳列されているので野菜の状態も確認してみてください。
インドネシア産の野菜は固かったり品質がよくないことも多いので、輸入品があれば輸入品を買うのがおすすめです。
卵を買う時
現地の卵は購入しないようにしましょう。
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日本のスーパーだと卵は冷蔵で保存されているのが普通だと思いますが、インドネシアでは上記の写真のように常温で積み上げられて売られています。
現地のひとはこれを大量に購入していきますが、日本人にはあまり購入をおすすめしません。
値段は少し高いですが冷蔵コーナーにある卵を購入しましょう。
店舗によっては用意がないかもしれませんが、その場合は日系スーパーのパパイヤで購入するのをおすすめします。
飲み物を買う時
紙パックやプラスチック容器の破損に注意して購入しましょう。
缶やビン、ペットボトルなどの比較的強度の強い容器は大丈夫ですが、紙パックや強度の弱いプラスチック容器には注意してください。
扱いが雑なのかへこんでいたりするのはよくあることです。
へこんでいるだけならまだよいのですが、ヤクルトの容器が破損していて中身が漏れていたことやビンを横向きにして冷蔵庫に入れていたら中身が漏れていたということが以前ありました。
エコバックを忘れないで!
インドネシアはプラスチックゴミの問題が非常に深刻です。
そのため、近年ではインドネシア国内でレジ袋廃止の取り組みがされています。
日本でも2020年7月にレジ袋の有料化が始まりましたね。
数円支払えばビニール袋を購入できるのでもしエコバックを忘れてしまっても安心ですし、数円ならエコバックは持ち歩かないという方もいるかもしれません。
しかし、インドネシアの場合は一切レジ袋の用意がない店舗もあります。
スーパーだけでなくショッピングセンターなどでもレジ袋が廃止されている州や市もあるので、外出する際は荷物が入る大きさのカバンやエコバックを持ち歩くようにしましょう。
インドネシアでもエコバックは売られていますが、縫い目がすぐに破れてしまったり重いものに耐えられない強度のものが多いです。
渡航前の場合は、日本製のものを用意しておくことをおすすめします!
まとめ
フルーツがすきなので我が家ではよく食べるのですが、現地スーパーで買うと日本よりかなり安くてびっくりすることもあります!
日本では贅沢でなかなか食べられないもの(マンゴーとか)がいっぱい食べれるので幸せです!
ぜひ、みなさんもインドネシアの現地スーパーへ行ってみてください!
お店の雰囲気は公式HPやインスタグラムからチェックしてみて下さい。