こんにちは、インドネシア在住のLili(yns121072020)です。
プルワカルタの有名サテワルンに行った帰りにたまたま立ち寄ったワヤン博物館「Galeri Wayang Purwakarta」での貴重な体験をシェア。
参考 【プルワカルタ】有名サテワルン「Sate Maranggi Haji Yetty」食事レポ
場所
アジア最大の噴水を持つ「Taman Air Mancur Sri Baduga」という公園から車で数分の距離。
名称 | Galeri Wayang Purwakarta |
住所 | CCVR+5QJ, Nagri Kidul, Kec. Purwakarta, Kabupaten Purwakarta, Jawa Barat 41111 |
営業時間 | 8:00~16:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話 | +62 85 7986 50991 |
galeriwayang_purwakarta |
Galeri Wayang
マンションの1室くらいのサイズしかないとっても小さな博物館。
入館料もなし。
主な展示はワヤンで使われる人形。
他には、お面(トペン)や木の彫刻などもあった。

中では、ワヤン職人と竹笛職人の男性がちょうど作業をしているところでした。
2人ともワヤンと竹笛についてとっても詳しく話してくれた。
小さな博物館ということもあり、展示物に触れたり、手にとって展示物を紹介してくれたりして面白かった。
博物館を訪れる少し前に知ったことだが、ワヤンにはいろんな種類があるらしい。
てっきり、影絵芝居のことだけを指すと思っていた。
博物館ではいろんな種類のワヤン人形を見ることができ、より理解が深まった。
興味深かったのは、草で編まれたワヤン人形。

Alang-alangという草を使って編まれているそう。
下の写真は、ワヤンの開始・終了時に使われる「グヌンガン」

中央に描かれている建物は、ジョグジャカルタのシンボル「クラトン」
説明を聞いてみると意外にも知っているものが描かれていて面白い。
下の写真はトペンと呼ばれるお面。

上の方には王様や女王様など位の高い人が飾られており、下に行けば行くほど位が低くなっていく。
それぞれの名前が昔のスンダ文字で書かれていて、まったく読めなかった。
ガラスにインドの有名な歌物語ラーマーヤナの一節が描かれた作品も。

日本ではあまり知られていないが、インドをはじめとした東南アジアの人々の間で何千年も語り継がれてきた大切な物語。
インドネシアも例外ではなく、ラーマーヤナの一節を主題としてワヤンなどが上映される。
気づけば1時間以上も博物館に滞在。
最後には、スンダ由来の竹笛とキーホルダーのお土産もいただきました。

インドネシア人はこの竹笛を学校で習うそう。
聞いたことのない名前で忘れてしまったが、キーホルダーは何かの実の種から作られたものらしい。
歩くとカラカラといい音がして気に入っています。
まとめ
プルワカルタの有名サテワルンに行った帰りにたまたま立ち寄ったワヤン博物館「Galeri Wayang Purwakarta」
主な展示はワヤン人形、お面(トペン)、木の彫刻。
ワヤン職人と竹笛職人の男性がちょうど作業をしているところで、ワヤン・竹笛についてとっても詳しく話してくれた。
お二人のおかげて貴重な体験ができました。